No. 621

100%避ける人生をやめる
先入観を捨てて見えたもの
(福島県HM/20代女性/製造業)

私には、どうしても苦手な人がいました。一緒に暮らす祖母です。私が家族と話しているのに、「そうそう、それでね」と、話を持っていってしまうので、「空気読んでよ!」とイライラしていました。

見えていなかった自分の姿

ある時、母が「救世ロードBook」を見せてくれました。「『分かって!』の前に、自分が『分かる』」「一人が好き? 人が好き?」など、神の教えの実践項目がたくさん。自分の心をチェックしていくと、短気でぶっきらぼうなところなど、分かってはいたけれど、あまり気にしていなかった欠点が見えてきました。

そんな中、祖母が通う施設でコロナの感染者が出て自宅待機になりました。祖母がずっと家にいるなんて…。でも、寂しそうな顔を見た時、ここで教えを実践しようと思い、「行けなくてつらいよね」「買い物に行くけど、何か買ってくる?」と声を掛けたのです。祖母は、せきを切ったように話してくれました。その顔は女子高生みたいに若々しく、うれしそうでした。「おばあちゃんは嫌な人」という私の先入観が、祖母の愛らしさを見えなくしていたのです。

素直な気持ちで人と関わると

考えてみれば、私は、そもそも人と話すことが苦手で、寄せ付けないオーラを出していたと思います。だから、職場でも、一人車の中でお弁当を食べていました。私は、「祖母だけが苦手」なのではなく、根本的に「人と関わるのが嫌」だったのです。

100%人を避けてきた人生はやめると決めました。「笑顔で、優しい言い方ができますように」と祈願して、自分から話し掛けていったのです。普通に盛り上がって、意外と簡単だったんだ…と思いました。

時々「さっきの言い方、きつかったかも」と思うことがあります。そのとき、「少しぶっきらぼうだった? ごめんね」「私のこういうところ、直さなきゃいけないって思ってるんだ」と、素直に言える私になれました。相手も「大丈夫だよー」と言ってくれて、気まずくなりません。100%人を避ける人生より、人と関わっていく人生の方がよっぽど心が楽だし、楽しいです。

毎日のあちこちに喜びが

職場の後輩の中に、いつもスマホをいじって、話し掛けないでオーラを放っている人がいます。以前の私のようです。気持ちが分かるので、負担にならない範囲で、「何か手伝おうか?」などと声を掛けています。少しずつたわいない話ができるようになってきて、それもうれしいです。

家に帰り、家族みんなでご飯を食べていても、以前より話が弾み、笑ってばかりです。「この家に生まれてよかった。教会の信者になれてよかった!」と、両親や家族に感謝しています。

「救世ロードBook」などを活用し、毎日が明るく変化した方々の喜びの声を、ご紹介しています。ぜひご覧ください。

神示で確認 「喜び」の仕組み

神が示す教えは「真理」 人 物との出会いを深める心を育てる
 ゆえに 「教え」を学び 身に付け 愛ある心の人を目指すこと
 ますます出会いは深まり 広がり 奉仕に「生きる」心が引き出されてゆく
 良き出会いを手にし 深めて 人間は 社会に役立つ人となってゆける

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』17ページ

神示で確認 「喜び」の仕組み

神が示す教えは「真理」
  人 物との出会いを
    深める心を育てる
 ゆえに 「教え」を学び 身に付け
  愛ある心の人を目指すこと
 ますます出会いは深まり 広がり
  奉仕に「生きる」心が
    引き出されてゆく
 良き出会いを手にし 深めて
  人間は
    社会に役立つ人となってゆける

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』17ページ