5年前、中1だった一人娘が体調不良を訴え、いじめられていたと知りました。最初は「ふざけていて、後ろに倒れて頭を打った」と言っていましたが、検査すると頭蓋骨が陥没。髄液が漏れていたのです。
「娘が良くなりますように…」「普通の子と同じように学校に通わせてやりたい」。夫と二人、必死に神に願いました。学校側の支えも頂き、治療を受けながら中学を卒業。元気になり、通信制高校に進学しました。ところが、また人間関係でつまずき、過呼吸を起こすようになり、今度は精神的な病を患ったのです。
夫へのビクビクを払拭!
なぜ次から次へと問題が起きるのか? 答えはすぐ分かりました。私たちは、困ったときだけ神にすがっていたのです。原因に気付かなければ、同じことの繰り返し。「二人でやり直そう!」。夫と心を決め、ようやく本気で教えを学び始めました。
「子供の悩みは夫婦で」と学んだ時は、ギクッとしました。私は、短気な夫が怖くて本音が言えず、常にビクビクしていたからです。「夫の気持ちを受け止め、自分の思いも伝える」。そうできるように神に願い、努力しました。ある時、「その言い方が怖いのよね…」と素直に伝えたら、「そっか、悪かった」と言ってくれました。夫婦の会話は、何も難しいことはないのに、私が勝手に難しく感じていたのです。
本音で話せる雰囲気づくり
本音を言えない私の背中を見ていたから、娘も本音を言えなかったのでしょう。私たちは、「病が良くなること」「学校に行くこと」ばかりに目が向いて、一番つらい「娘の心」に寄り添えていませんでした。そこに気付けた時、娘をいじめた友達を責める思いが流れていきました。
「ごめんね。つらかったね…」。娘の話をよく聞きました。ぽつりぽつり話してくれるようになって、分かりました。友達を大事に思い、一生懸命関わろうとしていること。弱点は、相手の言動にのまれ過ぎてしまうこと。いいところを認め、たくさん褒めていると、娘の表情が明るくなってきました。得意の料理で、夕飯や夫のお弁当、時には豪華なディナーまで作ってくれます。娘は、手の掛かる子ではなく、思いやりのある優しい子だったのです。
家族みんなで笑える奇跡
娘は高3になり、学校に通いながら、コンビニでバイトができるまでに回復しています。娘を理解し、支えてくださる方がたくさんいることをありがたく思っています。
夫の変化はすごいです。トラックの運転手で、県外の仕事が多いですが、休日には必ず家に帰り、あれこれ尽くしてくれるのです。娘が「卵焼き食べたいなあ」と言えば、「たまにはお父さんがやるか!」と腕を振るい、「お母さんが気持ちいいだろう」とベランダの掃除も…。三人そろってニコニコ笑顔。こんな日が訪れるなんて、夢のようです。娘の出来事を通して多くの喜びを頂き、感謝の毎日です。
娘より
人間関係でうまくいかず、ずっと家から出られませんでした。でも、「人生、後悔したくない」と思い、頑張って友輝会に出席しました。その時初めて、人を見た目で嫌い、避けていた自分に気付いたのです。
偉光会館のご神前で「心が明るく、前向きになれますように」と祈願して、翌日、学校で苦手だった人に話し掛けたら、意外と話しやすくて優しい人でした。このことがきっかけで、他の子とも話せるようになり、今は楽な気持ちで登校できています。
毎月、家族で偉光会館に行き、教えを学ぶことで、神様から、ものすごいご守護を頂いていることに、心から感謝しています。
神示で確認 「喜び」の仕組み
夫婦仲良く 何でも話せる家庭の環境あればこそ
人は「運命」が導く心の動きが取れるもの(存在)
神の教えを家族それぞれが学び 触れ合う家庭(環境)に
人は皆「運命実体」を受け入れ 自然と奉仕に生きる心の人となる
夫婦仲良く 日々生活する環境に
我が子の心(人生)は 「道」を身に付け 守る人へと 「心」成長してゆく
『真実の光・神示 平成27年版』136ページ(中略あり)
神示で確認 「喜び」の仕組み
夫婦仲良く
何でも話せる家庭の環境あればこそ
人は「運命」が導く心の動きが
取れるもの(存在)
神の教えを家族それぞれが学び
触れ合う家庭(環境)に
人は皆「運命実体」を受け入れ
自然と奉仕に生きる心の人となる
夫婦仲良く 日々生活する環境に
我が子の心(人生)は
「道」を身に付け 守る人へと
「心」成長してゆく
『真実の光・神示 平成27年版』136ページ(中略あり)