No. 607

求める思いを立て直して
神が下さったプレゼント
(熊本県IS/60代男性/病院勤務)

我が家に来ると、まるで自分の家のようにくつろぐ娘家族。その姿を妻と見守る今が、本当に仕合せです。でもこの光景、数年前では考えられないことでした。

娘のためにできることは…?

娘たちの結婚には大反対でした。婿の言動が頼りなく見えたのです。娘は「苦労するかもしれないけど、頑張るから」と泣いて言い張るのですが、親からすれば、それもふびんに思えてなりませんでした。

娘を心配しているようで、その奥にあったのは、「こうあってほしい」と婿を責める思い…。神の教えが、私の心を軌道修正してくれました。私は、二人の思いをよく聞きもせず、婿の良さを見ようともせず、自分で自分の心を苦しめていたのです。

努力の先にあった大きな喜び

本人たちが頑張ると言っているのだから、応援しよう。二人で立派な家庭を築いてほしい…と思うようになりました。気持ちが変わると、「真面目に働く青年だな」と婿の印象も変わってきました。もっと縁を深められたら…と思い、映画や食事に誘ってみると、何と一緒に来てくれました。

男二人、口数は多くありませんが、ふとした瞬間に良さが見えてきます。映画館に着くと「ジュース買ってきました」と、気遣ってくれたりするのです。婿は、車の整備の仕事をしているので、私が車のことで尋ねると、すぐに駆け付け、汗びっしょりになって見てくれます。「気に入らない人」とはね返すのは簡単。でも、相手を受け入れようと神に願い、努力すれば、その先にちゃんと喜びがあったのです。

「愛は愛を呼ぶ」を実感

今年、婿が職場で表彰され、家族でお祝いの食事会をしました。乾杯の後、「真面目に努力してきたからだね。私も心の底からうれしい」と言うと、婿が涙ぐんでいるのです。こんなふうに祝われるのは、初めてだったようです。「あなたを大切に思う、新しい親がここにいるよ」と伝えました。

その数カ月後、私の誕生日に、娘たちがプレゼントをくれました。娘の話では、婿が「この腕時計がいいな。お父さん気に入るかなあ」と真剣に悩んでくれたそうです。その時計は高価で手が届かず、違う物を選んだとのことでしたが、婿の気持ちに大感激…。本人に「100万円の時計分くらいうれしかったよ」と言うと、目には、うっすら涙がありました。「あなたが娘のところに来てくれてうれしい。本当にありがとう」。まさか自分の口からこんな言葉が出るとは…。とてもとても仕合せでした。

実は、私は20年ほど前に、息子を事故で亡くしています。でも、今は婿がもう一人の息子のようで、いとおしくてなりません。神に仕合せの扉を開けていただいたと、感謝しております。

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」を心の支えに 「生きる」努力をする
 自然と人生のあるべき姿が見えてきて 「心」は安定し 迷いが消えてゆく
 「心」に相手を思う「誠」が芽吹き 信頼 情愛 共感が 出会いを深める
真実の「生きがい」とは
    互いの運命を重ね 補い 共に人生を支えて歩む 心に生まれる

『真実の光・神示 平成30年版』178ページ

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」を心の支えに
    「生きる」努力をする
 自然と人生のあるべき姿が見えてきて
  「心」は安定し 迷いが消えてゆく
 「心」に相手を思う「誠」が芽吹き
    信頼 情愛 共感が
      出会いを深める
真実の「生きがい」とは
    互いの運命を重ね 補い
      共に人生を支えて歩む
        心に生まれる

『真実の光・神示 平成30年版』178ページ