No. 542

より良い生き方を残したい
儀式で感謝の思いを深めて
(大分県SY/70代女性/主婦)

70歳を迎え、神の館で長寿の祝い、神魂の儀を受けました。「出会った頃は、時間が無限にあると思っていた…」夫からのお祝いの言葉を聞きながら、これまでの人生を懐かしく思い返したのです。

乗り越える中で感じたご守護

医師の夫に連れ添い、子供を抱えて各地を転々とした時代。地元に戻って開業し、家族で病院を切り盛りした日々…。生まれつき体が弱く、持病もある私を、夫はいつも気遣ってくれました。「一人でも多くの方を助けたい」と尽力する夫の傍らで、経営の経験がない私も、何とか支えようと必死でした。

病院の職員や業者とのやりとりに苦労し、地元の海を見ながら泣いたことも、一度や二度ではありません。それでも、苦しい思いを神に打ち明け、できることを精いっぱいしていくと、不思議と誰かが助けてくれたのです。一つ一つ、神のご守護を実感しながら歩んだ年月でした。

心に染み通る家族の愛

そうして迎えた節目の儀式。夫は「今までお互いに、自分より相手のことを考えて、支え合ってきたと思います。妻にはずっと生きていてほしい」と語ってくれました。いつもはやんちゃな中一の孫まで、「おばあちゃんは上品で、真面目で、優しくて、こんな人は見たことがない」と言ってくれ、涙が止まりませんでした。私も、「平たんな道ではなかったけれど、今は温かい家族といられてとても仕合せです」と、心からの感謝を伝えたのです。

神の御前で受ける儀式は格別で、家族の愛を身いっぱいに感じた一日でした。そして、私も、愛の心を言葉や態度に乗せて、もっと伝えていこうと決意したのです。

与えられた人生を精いっぱい!

ある日、夫婦でお茶を飲みながら、「長生きして、同じ頃に逝きたいね」「そうですね」と語り合いました。「でも、それはできないから、僕が一年くらい長く生きてもいいかな…」と夫。「え、そんなに?」と私。「いや半年!」「やっぱり一緒がいいな」最後は二人で大笑いし、心が通い合ううれしさに浸っていました。

「人生は有限」70歳になり、この言葉が胸に響きます。少しずつ体力の衰えも感じていますが、「これが今の私」と受け止められていることがありがたいです。体は元気な人と同じように動けなくても、心は若い頃のままです。「子供や孫に見られて恥じない生き方をしていくこと」が、これからの私にできることと思っています。

神示で確認 「喜び」の仕組み

神が与えし「運命」は
    多くの出会いを重ねるほどに 力(存在)を増して 環境を明るくする
「真理」求めて一日一日生きるべし
 自然と 「生きる」喜びが広がってゆく
「魂」安らぐ家庭に 真実「生きる」人の心(姿)が育ってゆく
 迎える秋の時
    我が人生は 家族 友人 縁者の思い(愛)を受けて
      「生きる」真実を体験できる

『真実の光・神示 平成22年版』72ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

神が与えし「運命」は
  多くの出会いを重ねるほどに
    力(存在)を増して
      環境を明るくする
「真理」求めて一日一日生きるべし
 自然と
  「生きる」喜びが広がってゆく
「魂」安らぐ家庭に
  真実「生きる」人の
    心(姿)が育ってゆく
 迎える秋の時
  我が人生は
   家族 友人 縁者の
    思い(愛)を受けて
     「生きる」真実を体験できる

『真実の光・神示 平成22年版』72ページ(中略あり)