何でも頑張るのが私の持ち味。夫の役職が変わり、収入が激減した時も、3人の子供の学費と家のローンのために、パートに出て必死で働きました。当時、夫は単身赴任中。相談したところで、給料が増えるわけでもないし、「問題解決には、私が頑張るのが一番!」と信じきっていました。
自分から心の扉を開くと…
ところが、とうとう家計が回らなくなり、努力の限界を感じました。その時学んだ神の教えに、思いも寄らない気付きがあったのです。「仕合せを味わうには、心が重なる家庭が大切」夫と心を重ねる努力など、一つもしてこなかった私。そこには、「夫を頼れない」という、私自身の「我の強さ」が大きく立ちはだかっていたのです。
心を重ねるには「会話」が大事。意識したのは、気持ちを素直に伝えることです。ただ現状を話す…というよりは、「不安だったの」「苦しくて…」と、自分から心を開いて、打ち明けていく感覚でした。
意外だった家族からの愛
意外なことに、夫は「苦労掛けてごめん。一緒に頑張ろう」と返してくれました。その言葉から愛を感じ、何とも言えない安心感に包まれたのです。
夫は、「みんなで話し合おう」と家族全員を集め、家の実情を伝えました。すると、まだまだ自立できていないと思っていた子供たちが、口をそろえて「分かった!」と言うのです。その後は、バイト代の一部を送ってきたり、自分のお金で運転免許を取得したりと、協力してくれました。神から「もっと家族を信じなさい!」と教えていただいた思いでした。
一人で頑張る私とサヨナラ!
子供たちが全員卒業した今は、夫と二人、悠々自適な生活です。私は体を動かすのが好きなので、現在もスーパーの鮮魚コーナーで働いています。
以前の私は、自分が作った商品をいかに早く売るか…ということばかり考えていました。でも、今は、人手が足りないところがあれば、声を掛けて補うなど、どんどん動きます。そうやって皆さんと作業するのが楽しいのです。「お魚が最高に輝いた姿で、お客さまの目に映ってほしい」「食卓でたくさんの笑顔が生まれるように…」そんな気持ちで仕事をしているからか、「ここのお魚は、何か違うのよ」と、お客さまから褒めていただくことが増えました。
「人と心を重ねる仕合せ」は、家庭だけでなく、職場にもありました。「一人で頑張る私」は、もうどこにもいません!
神示で確認 「喜び」の仕組み
人は 一人で生きてはいない
多くの出会いを重ね合わせて 互助する心に 「人生」が生きてくる
我が「身(人生)」の分 立場を悟りて 家族に触れよ
自然と家族の「心」重なり合って 「運命」が光り輝く「家」と成る
和のある家庭が 家族の「心(運命)」を守るのである
『真実の光・神示 平成23年版』41ページ(中略あり)
神示で確認 「喜び」の仕組み
人は 一人で生きてはいない
多くの出会いを重ね合わせて
互助する心に
「人生」が生きてくる
我が「身(人生)」の分 立場を悟りて
家族に触れよ
自然と家族の「心」重なり合って
「運命」が光り輝く「家」と成る
和のある家庭が
家族の「心(運命)」を
守るのである
『真実の光・神示 平成23年版』41ページ(中略あり)