No. 507

難病のおかげで人生好転!
家族の支えに感謝あるのみ
(石川県HK/60代女性/主婦)

10のうち7、8割は強い口調で返してくる夫。夫婦げんかが絶えなくて、私の人生は苦労続きでした。

気持ちはどん底、病気が怖い… 

そんな中、自分の体が少しずつ悪い方に変化していることに、気付けずにいたのです。次第に左のまぶたが落ちて、持ち上げないと見えないほどに。やがて、食べ物がのみ込みにくくなり、ついには息が苦しくなって病院へ向かいました。

結果は重症筋無力症という難病で即入院。「何で私が…」どうしても受け止められませんでした。手術をすることになったものの、麻酔が切れた時に呼吸ができなくなるリスクがあるとの説明に、死を覚悟したほどです。

みんなの思いに応えたい!

不安で、『友輪』『心の旅路』を繰り返し読むうちに、心が守られていると感じるようになりました。家族の思いやりも、どれほど心に染みたか…。コロナ禍で面会できなくても、「お前がおらんと困る。気持ちで負けるな!」と電話をくれる夫。必死で教えを学び、毎日神の館に参拝していると知って、感謝しかありませんでした。

娘も、朝はメールを、仕事が終わると電話をくれるのです。「家族の気持ちの重なり合いが、心の安定を生む」まさに神の教えのとおり。自然と「頑張って手術を受けよう!」と前向きになれたのです。手術前、家族に手紙を書きました。夫には感謝を込めて、「あなたの顔が早く見たい。帰ったらお世話になるけど、よろしくね」と。

和のある家庭を手にした仕合せ

手術後、開口一番に出た言葉は「息ができる」口から息を吸えることが、こんなにありがたいなんて! 思わず、「ここは天国?」と、何度も聞いたくらいです。夫や娘の顔が見られた時は、うれしくて涙があふれました。家族の「お母さん、頑張って」の思いが、私の命をつないでくれたと感謝しています。

その後のリハビリも、医師や看護師、スタッフの手厚い支えのおかげで順調に進み、感謝でいっぱいでした。無事に退院し、家に帰って夫の顔を見た途端、うれしくて思わずギュッと抱き付いてしまった私。夫は照れながらも、「寂しかったよ」と涙ぐんでいました。

今は、夫と配信授業や教会図書で学ぶ毎日です。たまに、けんかしそうになっても、「元に戻ったらいかん!」とブレーキがかけられます。食事の支度一つも、「できる体がある」ことがありがたくて仕方ありません。夫も「ありがとうなあ。元気でいてくれるのが一番や」と支えてくれます。

難病とは一生のお付き合いです。でも、心は晴れやか、何の不安もありません。温かい家族に囲まれて、私は本当に仕合せ者です。

娘より

母の病を知った時は、どうしたらよいか分からなくて、「もっと親孝行したい」と泣いて神に訴えました。私も父とよくけんかをしたけれど、和のある家庭が母への何よりの薬と教わってからは、父の良いところを見るようにしたのです。母の病気がきっかけで、みんな大きく変わりました。今は、家族中で学んでいます。

神示で確認 「喜び」の仕組み

真の健康手にする極意は一つ ――「運命」に重なる生き方をする――
 和心育つ家庭を求めて 「真理」に生きてごらん
 自然と 家族の心は 寄り添い 重なり合って 支えて「生きる」心が育ってゆく
 家族の触れ合いを通し 心の不安 迷いは治まるのである
 安定した心に 「運命」の力が引き出されてゆくのである

『真実の光・神示 平成25年版』89ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

真の健康手にする極意は一つ
  ――「運命」に重なる
      生き方をする――
 和心育つ家庭を求めて
    「真理」に生きてごらん
 自然と 家族の心は
  寄り添い 重なり合って
   支えて「生きる」心が育ってゆく
 家族の触れ合いを通し
  心の不安 迷いは治まるのである
 安定した心に 
  「運命」の力が
    引き出されてゆくのである

『真実の光・神示 平成25年版』89ページ(中略あり)