No. 506

教えを実践しなかった私
それでも神の愛は深く…
(東京都KH/70代女性/主婦)

12月、「今の抗がん剤が効かなくなったら、余命3カ月」と宣告されました。今、大奇跡のまっただ中にいます。

どうせ無理…と諦めていたこと

肺がんのステージⅣで、神に救いを求めた5年前。以来、命を守られている毎日に心から感謝していました。ところが、昨夏、間質性肺炎になり、抗がん剤治療が中止。「もうできることはない」と、緩和ケアを勧められたのです。目の前に迫る「死」。私は、また必死で神に救いを求めました。

教務相談で教わったのは「夫婦で心を重ねる大切さ」でした。実は5年前、ステージⅣと宣告された時にも、全く同じことを教わっていました。分かっていたのに、この5年間、どうしてもできなかったのです。

夫は昔から高圧的な人で、私はビクビクし、自分の気持ちをのみ込むのが当たり前になっていました。命ある時に、何を残すのか? このままでは夫への憎しみしか残らない…。我に返りました。もう時間がない。「私、やります!」と即答しました。一筋の光が見えた思いでした。

神の力で流れていく心

汚れきった心を神に洗い流してもらうべく、悔しさも、つらさも、不安も全て訴え続けました。神の力は不思議です。夫を「嫌だ」と思えば、何をしても嫌に見えてしまう。でも、自分の心が流れると、夫の言動全てをありがたく感じられるのです。

私の代わりにご飯を作ってくれること、自分も腰痛なのに、弱音を吐かずに支えてくれること…。よく考えれば、夫はこれまでも同じように助けてくれていました。私がそこに「ありがとう」の心を重ねていなかったのです。それどころか、「こう言えばこう返ってくる」「どうせ分かってもらえない」と、自ら心を離していました。

「病気が怖いの…」思い切って夫に打ち明けると、「一緒に頑張ろう」と返してくれました。たったそのひと言で、二人の心が重なっていくのを感じました。

「今が一番仕合せ」と思う毎日

今の私の日課は、寝る前に夫に感謝を伝えること。「きょうもありがとう。お世話大変だったでしょ」と言うと、「君こそ体がつらかっただろう」といたわってくれます。夢のように仕合せな時間です。

家の雰囲気が変わったのだと思います。これまで、たまに家に来てもほとんど口を利かなかった次男が、毎週末に来ては、いろいろ話してくれるようになったのです。しかも、できないと言われた抗がん剤治療も、再開しています。効き目の弱い薬しか使えませんが、おかげで食欲があり、三食おいしく頂けます。これも神の大きなご守護です。

神は、ずっと仕合せへの道を照らしてくださっていたのに、そっぽを向いてきた情けない私。それでも、神は見放すことなく、守り、導いてくださっています。「神の愛」がどれほど深く、尊いのか、身をもって味わう毎日…。これからの人生、絶対に心を離さず、神の教えで生きていきます。

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」を心(人生)の支えに 日々生きてごらん
 心安定し 現実 現状を冷静に受け止める 心のゆとりが持ててくる
 精神世界の真実 真理に気付き 悟りを深めし人は
    神とのつながりを確信し 体調変化を受け止めて生活できる
 心明るく 強くなれたとき 人間は体調変化と調和できる
 真の健康を手にした人の心が ここにある

『真実の光・神示 平成29年版』15ページ

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」を心(人生)の支えに
    日々生きてごらん
 心安定し
  現実 現状を冷静に受け止める
    心のゆとりが持ててくる
 精神世界の真実 真理に気付き
  悟りを深めし人は
    神とのつながりを確信し
      体調変化を受け止めて
        生活できる
 心明るく 強くなれたとき
    人間は体調変化と調和できる
 真の健康を手にした人の心が
    ここにある

『真実の光・神示 平成29年版』15ページ