No. 498

曇りを一掃!
いつも晴れ晴れとした心に
(千葉県HM/60代女性/医療事務)

「青天のへきれき」とは、まさにこのことだと思いました。26年勤務してきた個人病院の院長が交代したのです。新しい院長は、とても細かい性格。患者の前でもスタッフを怒鳴り散らします。私は、この病院が開業した時からのスタッフで、前院長とはあうんの呼吸でした。あんなに働きやすかったのに…。不満がたまって、退職すら考えるようになりました。

心の支えとなったものは…

苦しい思いで神の教えを学んでは、「付いてきてくれる若いスタッフのためにも、できることをしよう」と何とか心を前向きにする、その繰り返しでした。ところが、今年のお正月、急に高熱が出て、その後も微熱が続き、出勤できなくなったのです。

年も年だし、本当に退職した方がいいかも…と思いながら、教会の図書を読み返しました。不思議と次から次へと心に入ってきます。私は、神の教えを実践しているつもりだっただけで、心の奥にはいつも「院長は間違っている」という不満を抱え続けていたのです。「心の曇り」をつくっていたのは自分自身でした。

誰もが掛け替えのない存在!

微熱の原因は、歯の異常によるものだったと分かり、院長に報告しました。正月明けの忙しい中、お休みを頂いていることを心からわびると、あの難しい院長が「つらいと思うけど、じっくり治すしかないね。待っていますよ」と、温かい言葉を掛けてくださったのです。スタッフも、毎日のようにメールをくれました。「私の居場所がある」人の温かさに、心も、体もどんどん元気になるのを実感しました。

ようやく回復し、一カ月ぶりに出勤。すると、「お帰り!」と、全員が駆け寄って迎えてくれました。院長の「この病院にはあなたがいてくれないと困ります」のひと言には、込み上げるものがありました。「こんなにたくさんの温かい仲間がいる」その感謝が馬力に変わった瞬間でした。

捉え方一つで感謝に変わる

仕事の内容は変わらないのに、そこに向ける気持ちが以前とは違います。「院長が求めているものは何だろう?」といつも考え、動いている私がいるのです。その裏にあるのは、「お役に立ちたい」という純粋な思いだけ。心には、一点の曇りもありません。

院長の交代も、体調を崩したことも、私にとっては「災い」ではなく「本物の救い」への入り口だったのだと感じています。私の心は、今まさに「青天」そのものです。

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」を学び 「心(人生)」に生かしてごらん
 心は明るく晴れ上がり 全てのこと(真実)を受け止め 「生きる」人と成る
 「真実 真理」に生きて 人間は 真の健康が体験できる
 人間が今こそ気付くべき真の健康は
    全ての出会いを受け止め 感謝して「人生」歩む心を手にした 人の姿にある

『真実の光・神示 平成28年版』14ページ

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」を学び
  「心(人生)」に生かしてごらん
 心は明るく晴れ上がり
  全てのこと(真実)を受け止め
    「生きる」人と成る
 「真実 真理」に生きて
    人間は 真の健康が体験できる
 人間が今こそ気付くべき真の健康は
  全ての出会いを受け止め
    感謝して「人生」歩む
      心を手にした
        人の姿にある

『真実の光・神示 平成28年版』14ページ