No. 500

自分でも見えなかった心
神の力で映し出されて
(長崎県YS/70代女性/無職)

自由気ままな独身生活。定年退職後は、いつでも行きたい所に行き、食べたい物を食べ、思いのままの不摂生人生でした。7年前に脳出血になり、医師から指導を受けましたが、そのうち忘れてまた元通り。そんな中、病はゆっくり進行していました。

今度こそ生き方を変える!

昨年、体がきついな…と感じる日が2週間ほど続き、ついに言葉まで出づらくなって救急搬送。目覚めた時には、脳梗塞による右半身まひと、言語障害でうまく話せなくなっていたのです。しかも、私の場合は発見までに時間がかかったために手術ができず、気長な治療になるとのことでした。

「今度こそ生き方を変えますから!」と、神に救いを求め続けました。祈願は不思議です。自分ですら気付けなかった、心の奥底に隠れていた思いが見えてきたのです。

私が「調和する」のではなく…

寂しい…。「一人でも平気」と思っていたはずの心に、孤独が潜んでいました。それもそのはず、私は自ら孤独になるような生き方をしてきたからです。身内や友人に対して、支えてもらっている感謝もなく、愚痴ったり、気に入らないことがあるといじけたりしていました。神の教えで、あれほど調和して生きる大切さを学んでいるのに、「周りが私に合わせてくれる」状態だったのです。

そこに気付いた瞬間、神に、身内に、縁ある方々に、申し訳なさと感謝が膨らんでいきました。コロナ禍で面会はできませんでしたが、身内が私の今後を真剣に考えてくれていると知った時は、もう、胸がいっぱいでした。

心の変化と同時に現れた奇跡

そんな心の変化と時を同じくして、治療の効果が出始め、やがて退院が決まりました。先生によると、「脳梗塞の症状が途中で止まっていたのが不思議です」とのこと。目には見えないところで、神がお守りくださっていたことを深く実感しました。

奇跡は、これだけではありませんでした。リハビリのおかげで、何と言葉が普通に話せるようになったのです。右半身のしびれはまだ残っているものの、薬の量は減り、この状態は、まさに大奇跡だそうです。

きれいに消えた孤独の思い

今、私の心を大きく占めているもの。それは、「もっと人と関わりたい」「良い影響を与えたい」という思いです。今、頂いているこの命を生かさなければもったいない! 先日、友人に言われました。「すごく変わったね。優しくなった」と。私の言い方が変わったのではなく、きっと言葉に乗せる「心」が変わったのだと思います。

今、私の中に孤独の心はありません。人と関われることがありがたくて、楽しくてたまらない毎日です。

神示で確認 「喜び」の仕組み

人は一人で生きてはいけない
 多くの人の「愛と支え」を頂いて 「人生」生まれて閉じる
神にすがるその訳(理由)は 人との出会いを深める心(魂) 磨くがためなり
 神魂に触れし人の心(魂)は 安定する
    ゆえに 人 物との出会いを深め 「道」欠く心の動きは取らぬもの
悔いなき人生歩み抜ける

『真実の光・神示 平成18年版』226ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

人は一人で生きてはいけない
 多くの人の「愛と支え」を頂いて
    「人生」生まれて閉じる
神にすがるその訳(理由)は
    人との出会いを深める心(魂)
      磨くがためなり
 神魂に触れし人の心(魂)は
  安定する
   ゆえに 人 物との出会いを深め
    「道」欠く心の動きは
      取らぬもの
悔いなき人生歩み抜ける

『真実の光・神示 平成18年版』226ページ(中略あり)