No. 21

神の教えから得た生きる希望

(佐賀県AK/50代男性/会社員)

職場の健康診断で胃がんが見つかり、精密検査の結果、回復は見込めないと言われました。突然の宣告に、生きる希望を失ってしまいました。

それまで真剣に神の教えを学んでこなかった私ですが、勉強会に出席し、人生を見詰め直しました。その中で、自分がどれほどたくさんの愛に支えられているか気付いたのです。

治療に当たっては、医師を信頼し、頼っていくと、ありがたいほど親身になって関わってくれます。「仕事は辞めなければ…」と思っていましたが、同僚が支えてくれ、社長も「辞める必要はない。早く元気になって戻ってきてほしい」と言ってくれました。人の情けがどれほど身に染みたか知れません。

一番の支えは家族です。教えを学ぶ中で、お山の大将のような生き方をしてきた自分に気付き、心から恥じました。最近、妻に「いつもありがとうな」と伝えることができました。妻は、驚きながらもうれしそうでした。 病になって初めて、家族や周りの人への感謝を強く抱いています。絶望的だった心に、生きる希望が込み上げてきて、神の教えの素晴らしさを実感する毎日です 。