「夫が残してくれた宝物」
心の隙間を埋めた家族の愛
(京都府YY/90代女性/主婦)

「早くお迎えが来てほしい」私の口癖でした。10年前、夫に先立たれてからは、大きな家に一人きり。息子家族が隣の母屋に帰ってきてくれましたが、心の隙間は埋まりませんでした。

家族のために…教えで変わる心

そんな私の心が変わったのは、『友輪』や教会図書で、何度も「家族の大切さ」を学んだからです。学ぶほど、いつまでもむなしい気持ちでいたら、夫にも、家族にも心配を掛ける。もっと明るく生きようと、前向きな心が出てきました。

そして、あまり会話がなかった息子たちと、もっと仲良くなりたい…と、家族の良いところを見て、穏やかに触れるようにと心掛けました。

母屋でお風呂に入ったときには、息子たちに「いつもありがとう」と心から言うようにしました。おいしい食事を持ってきてくれる、嫁への感謝も増しました。私の心が変わるにつれ、言葉のきつかった息子が、私のことを気に掛け、頼むと何でも快くやってくれるようになったのです。

笑顔でいることが喜びに

お盆には、3人の子供、8人の孫、12人のひ孫が集まってくれ、本当にうれしかったです。「おばあちゃん」と駆け寄ってきた孫やひ孫に、「夫婦仲良くするんだよ」「元気で良い子に育つんだよ」と伝えると、「はい!」と大きな声で答えてくれました。

久しぶりににぎやかな時間を過ごせて、「この家も、家族も、夫が残してくれた大切な宝物」と、心底思いました。悲しみにのまれ、身近な宝を埋もれたままにせずに済んで、本当によかったです。この宝を大事にできるように、そして少しでも家族の役に立てるように、もっと教えを学んで心を良くしていこうと決めました。

身いっぱい味わう生きる喜び

「年を取って足腰も駄目」と思っていた私が、「料理も洗濯も自分でできる。ありがたい」と感じます。山の景色や空の色に感動し、庭の花が咲いたこと、掃除をしたことなど、日常の全てが「生きる喜び」になっています。

「早くお迎えが来てほしい」という思いは消えました。きょうも、机には神の書物が広げてあります。世の中が大きく変化する中、教えに生きるありがたさを感じた一年でした。

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