私は、全身に炎症を引き起こす難病を抱えています。20種類以上の薬を飲んでも効かず、痛さで眠れません。さらに、別の炎症の難病も発症したのです。「寝たきりも覚悟してください」という医師の言葉が、重くのしかかってきました。
自分の心を見詰める毎日
治療のために入院中、これまでの生き方を振り返りました。見えてきたのは、頭ではいけないと分かっていても、いつも何かを責めていた自分の姿です。家では夫に強く当たり、病が良くならないことにも、「ちゃんと薬を飲んでいるのに、何で?」と、不満でいっぱいだったのです。心が不健康で、自分から病を引き込むような生き方をしていた私でした。
「今の私にできることは何か?」その一心で、何度も神示を読みました。教会カレンダーも近くに張って、ふとしたときに見ては、自分の心と照らし合わせました。
不思議なことに、支えてくれる家族や医師に、自然と感謝が湧いてきました。そして、この思いで周りの人に触れていこうと、自分の心が大きく変わったのです。
医師も驚く結果が…
夫や子供に心から言えた「支えてくれてありがとう」の言葉。「一緒に治そうね」と返してくれて、「一人じゃない」と力が湧いてきました。医師にもお世話になっている感謝を伝え、分からないことは何でも聞くように。親身に答えてくれて、「ありがたいな」と、感謝と信頼が増しました。
そんな心で治療を重ねる中で、驚くべき検査結果が出たのです。「悪いものは全て排出されて、薬の良い成分だけが体に残っていますよ」と、医師もびっくりしていました。
その後は服用する薬が一つ、また一つと減り、今では何と一錠も飲まずに、元気に暮らしています。完治したわけではないので、通院は必要ですが、普通に生活できることに感謝しかありません。
神の教えがあれば、こんなにも仕合せになれるのだと、身をもって味わっています。家族や縁ある人ともっと仕合せになれるよう、心に磨きをかけていきます。