No. 1264

余命宣告で見詰めた心
生きる希望が枯れない奇跡(夫編)
(山梨県TS/70代男性/農業)

「がんのステージⅣ。余命は1カ月半」そう宣告されたのは、半年ほど前のことです。少しは恐怖がありましたが、投げやりな気持ちにならない不思議。「心が守られている」と実感しました。 

がんと共に生きてきた私の人生です。最初は肺がん、肝臓がん、前立腺がん、さらに肺への転移。そして4月、心臓に見つかった血管肉腫。精密検査をしてから、治療を進めることになったものの、検査結果を待っている猶予さえ、私には残されていなかったのです。 

がんの原因を探っていくと…

私の両親は、二人ともがんで亡くなっています。でも、私のがんは、親のせいではなく、自分の「心」に関わるところから来ているのでは…と感じました。身勝手、わがまま、短気。気に入らないことがあると、すぐ言葉や態度に表す自分の性格。神が教えてくださるような、健康な心ではないと思ったのです。 

家族が一丸となって支えてくれるのを感じる中、残された日々、同じ生きるのなら、神から頂いた世に役立つ「運命」を生かしていきたいと強く思いました。 

息子が「大丈夫か?」と声を掛けてくれた時、たったひと言なのに、「思ってくれているんだな」と深く感動しました。寝る時間もないほど寄り添ってくれる妻にも、言葉にできないほどの感謝が…。今まで感謝を口にしたことがなかった私から、「ありがとう」が何度も何度も出てきました。「今の態度はまずかったな」と思ったときは、すぐ祈願して心を穏やかに。反省心も芽生えてきたのです。 

治療の成果もどんどん上がって

今、びっくりするほど薬の効果が出て、治療がどんどん進んでいます。先生にも、「間に合わないと思ったけれど、不思議なくらい良くなっている」と言っていただきました。検査で異常が見つかっても、またか…ではなく、「手遅れになる前に、早く見つけていただいた」と感じる今の私の心。実際、スムーズに治療を受けさせていただき、感謝しかありません。 

こんなに毎日毎日、神に命を与えていただいているのですから、悔いを残すわけにはいきません。「もっと家族と過ごしたい、仕合せにしてあげたい」と、生きる希望が全く枯れないことが、大きな奇跡と感じる毎日です。

※この方の奥様からの「喜びの声」も、併せてご覧ください。 

 

運命に重なり 導かれる 人間の心は 明るく 強い
健康は 家族に愛情をかけ 仕合せを求め合う家庭で生まれる
 心が豊かになるほど 体調も整い 心身ともに守られる
 「教え」で関わる家庭を 家族で築く思いを強く持つ
 自然と 「教え」が家族の思いを一つに重ね 何でも話せる家庭と成ってゆく
真の健康を手にする極意を知って 「真理」に生きる信者であれ

運命に重なり 導かれる 人間の心は
            明るく 強い
健康は
  家族に愛情をかけ
   仕合せを求め合う家庭で生まれる
 心が豊かになるほど
   体調も整い 心身ともに守られる
 「教え」で関わる家庭を
      家族で築く思いを強く持つ
 自然と
 「教え」が家族の思いを一つに重ね
    何でも話せる家庭と成ってゆく
真の健康を手にする極意を知って
     「真理」に生きる信者であれ

令和5年8月23日 信者心の基勉強会 健康編(中略あり)