No. 1224

ざわざわしていた私の心
「安心感」を手に入れて
(静岡県KN/50代女性/パート)

私の心は、いつもざわざわとしていました。取り越し苦労をしては、誰かに話を聞いてもらい、その言葉に迷ってざわざわ…。シングルマザーで2人の子供を育てていますが、余裕がなくなるとイライラをぶつけてしまい、そんな自分に落ち込んで、またざわざわ…。まるで生き物のようにうごめく私の心。自分ではどうにもできず、心療内科に通い始めました。 

我が子に仕合せになってほしい

周りの人には両親がいるのに、私は16歳で母を、その後、父も亡くしました。頼りたいときに頼れる存在はなく、「自分の人生って何なんだろう」と自暴自棄に…。そんな私でも、「子供たちには仕合せになってほしい」…いつもその思いだけはあったのです。 

信者歴は長くても、困った時の神頼みだった私が、娘と一緒に「実りの集い」に出席するようになりました。人混みがとても苦手なので、一番後ろの席で…。必死で何かをつかもうとする私の心に、神はたくさんの気付きを与えてくださいました。 

教えの実践で味わった喜び

「仕事は奉仕心」と学んだことは、今も心に残っています。私の仕事は、老人ホームの清掃など。「ヘルパーの資格は持っていないし、介護の勉強もしていないから」と引け目に感じていた心は、「自分の仕事を一生懸命やればいい」へと変わりました。その時の心は、ざわざわとは真逆。穏やかだったのです。

気付けば、お年寄りから「あなたがいると元気をもらえるよ!」。職員からは「毎日出てきてほしいよ。すごく助かるんだよね」と声を掛けてもらえる私になっていました。「私には何もできない」とずっと思っていたけれど、心を込めて取り組めばこんな喜びが頂けるんだ…と感激したのです。 

自分が変わって周りも変わる

自分の変化を自分で感じ取れるほど、「もっと教会に学びに行きたい」という思いが膨らみました。少しずつ、大勢の中でも心を落ち着けて学べるようになり、今は毎月、勉強会に出席するのが楽しみでなりません。 

仕事で何かあっても、さほど落ち込まず、立ち直りが早いです。施設長が体調を気に掛けてくれたり、周りに敬遠されている方が優しく話し掛けてくれたり。「人の温かさ」が私の心に染み入ってきます。 

子供たちも、私のことを気遣ってくれて、優しさがとても出てきていることを感じます。先日、弟に騒音の悩みを相談された時は、「私もいろいろあったけど、神の教えを学んだらこんなに変われたよ!」と体験を語っている自分がいました。「お姉、随分強くなったな!」と言われ、それを機に弟も一緒に神の教えを学んでいます。 

ドキドキ、イライラする日もありますが、すぐ祈願できるので、ざわざわ心で生きていた頃とは雲泥の差です。「心の安心感は何よりの宝」と感じています。

「教え」を学び 「心(実体)」を高める努力をする
 「教え」を学び 気付いた心(思い)を 朝夕祈願に織り込む
 そこに 心は引き上げられる
 心豊かに ゆとりを持って 人との出会いを深めてゆける
 病気も 事故・災難も起こらない
 「教え」に生きて 「運命」が引き出されてゆく

「教え」を学び
  「心(実体)」を高める努力をする
 「教え」を学び
    気付いた心(思い)を
         朝夕祈願に織り込む
 そこに 心は引き上げられる
 心豊かに ゆとりを持って
     人との出会いを深めてゆける
 病気も 事故・災難も起こらない
 「教え」に生きて
     「運命」が引き出されてゆく

『真実の光・神示 令和4年版』62ページ