私がまだ若かりし20代の頃。母が、知人の紹介で神示教会に通い始めました。「自分のことが原因かな」と感じました。
というのも、親には心配掛けっ放しだったからです。ギャンブル、お酒、釣り、タバコ…。やがて結婚しましたが、数カ月で離婚。一人娘は私が引き取りました。その娘も、両親が育ててくれたようなものです。
母の思いを感じて信者の道を
自分の生き方が良くないことは分かっていましたが、一度も私を責めない母。「こんなに思ってくれる人が、この世にいるだろうか?」と心底感じ、その頃から、私は母と一緒に神示教会に行くようになりました。
勉強が得意ではなく、字を読むのも苦手。そんな私でも、神の教えは心に染み入ってきました。自分が今、どんな生き方をしているか。それが家族にどう影響を及ぼすか。客観的に見えたのです。「家族を大切にしたい」その本心を祈願していきました。
心が「家族」に向き始めたら…
神の館で「供の会」の存在を知ったことも大きかったです。体に障害があっても、私よりはるかに明るく生きる姿には、心から感動しました。自分もまっとうな人生を歩みたい。このままでは、親にも娘にも、そして神にも申し訳ないと思ったのです。
ギャンブルうんぬんだけでなく、短気な自分の性格で、どれほど家族を傷つけてきたか。そこにも気付きました。短気を抑えられるように、いつもいつも祈願して、神の教えを一人でも学びに行き始めました。
不思議なもので、タバコは吸わなくなりました。浴びるように飲んでいたお酒は、1年くらいかけて、時々家でたしなむ程度に。絶対やめられないと思っていたギャンブルも、頻度をめっきり減らせたのです。「お父さんには、絶対無理」と言っていた娘は、この変化にびっくりしています。
こんな自分でも味わえた奇跡
それと同時に、見る見る良好になった家族との関係。娘は、休日になると、孫を連れて遊びに来てくれます。私を神へと導いてくれた母は、97歳になりました。この年まで仲良く、一緒に暮らせることにただただ感謝。「長生きしてほしい」と伝えると、母は母で「体、大事にしてね」と気遣ってくれます。「家族仲良く」。当たり前のことですが、それができなかった私にとっては、本当にうれしい変化です。
「心が変わる、人生が変わる」こんな自分でも体験できたことに、我ながらたまげています。信者になって46年。この神に出会えて、本当に良かったです。
家族との出会いに気付きを得て 人は実体を高めてゆける
「教え」を学び 「真理」で家族に触れる努力を重ねる
自然と会話が増えて 深まり 心(感情)も穏やかでいられる
ますます「実体」は高められ 「運命」に重なる人生が歩める
家族との出会いに気付きを得て
人は実体を高めてゆける
「教え」を学び
「真理」で家族に触れる努力を
重ねる
自然と会話が増えて 深まり
心(感情)も穏やかでいられる
ますます「実体」は高められ
「運命」に重なる人生が歩める
『真実の光・神示 令和2年版』65ページ(中略あり)