No. 1092

惨めだった人生が
あっという間に輝いて
(横浜市AF/30代女性/主婦)

「5年前の私」と「今の私」。月とスッポンほどの違いがあります。

5年前、信者ではなかった頃の私は、神から頂いた「運命」が枯れそうな、惨めな姿だったと思います。職を転々としたのは、自分に自信を持てることなど何一つなかったから。そうして「二度と近寄ることのできない場所」を、自分で増やしていたのです。

信者だった母から、神示教会の話は聞いていましたが、「そういうのはいい」。そんなやりとりが10年以上続きました。ただ、何となく、「母を通して、私は神様に守られているのかも」と感じていました。ある時、職場で決定的につらい出来事があり、「もう無理、辞めるしかない」と決めました。家に帰って母に話すと気持ちが落ち着き、翌日出勤。なぜか、穏やかな心で1日を終えられたのです。

「これでいいんだ」の手応えが

少しずつ消えていった教会への抵抗感。信者になり、教会図書を読み始めました。自分がどれだけ間違った生き方をしていたか…、神の教えの全てが魂に流れ込んできたのです。特に、「家族との人間関係が一番大切」という箇所には赤線を引きました。「私、縁を大切にできてない」。家でも、ご飯を食べるとすぐ部屋にこもっていた私は、家族にさえも、どう関わったらいいかが分からなかったのです。

自分ができていないところを祈願して、出勤して、人に関わる努力をして…。必死でした。でも、そうするうちに、職場の環境が明らかに変わったのです。私にキツイ態度を取る人と、1日がっつり一緒に仕事。でも、最後に「今日はありがとね」と笑顔が見られたり…。「これでいいんだ」と、心に手応えが残りました。その手応えは、やがて「こう生きればいいんだ」という確信に変わりました。その頃には、「こんなに良い職場で働けて、本当にありがたい」と思えるようになっていたのです。

これから積み重ねていく努力

そんな私も2年前に結婚。今は、夫も信者です。ある日、『生命の歩み』を読んでいて、供丸姫先生のお言葉が目に留まりました。「自分をこの世に出してくださった肉体の親、両親、先祖に感謝し、自分を支えてくれる周りの人々にも感謝して、自分の人間性を高める努力を毎日怠ることなく積み重ねていくことです」

神が、私に直接語り掛けてくださっているように感じて、涙が出ました。私の父は悪性リンパ腫を患い、46歳で他界しています。大好きなお父さん。その思いを伝えることもできず、何の恩返しもできないまま亡くした後悔や寂しさは、自分の心を磨くエネルギーに変えようと決めました。私が仕合せに生きることが、父への恩返しと分かったからです。

今の私は、自分から家族や身内の輪に入り、一緒に過ごす時間に仕合せを感じています。「父がいて、母がいて、この家族で良かった」と心から思います。神は、私の心を、人生を、あっという間に引き上げてくださいました。感謝でいっぱいです。

真の仕合せは 感謝心(かんしゃごころ)に包まれたときに味わう 感情 感慨である
 感謝心は 運命の力を引き出す
 ゆえに 「生きる」喜びがあふれ 広がってゆく
我が運命磨くすべ 「ここ(神示教会)」にあり
 「信者の道」を歩むなら 我が人生は我が運命に導かれて
    喜び多く 楽しいもの(日々)となる

真の仕合せは
 感謝心(かんしゃごころ)に
    包まれたときに味わう
          感情 感慨である
 感謝心は 運命の力を引き出す
 ゆえに 「生きる」喜びがあふれ
            広がってゆく
我が運命磨くすべ
     「ここ(神示教会)」にあり
 「信者の道」を歩むなら
   我が人生は我が運命に導かれて
    喜び多く
      楽しいもの(日々)となる

『真実の光・神示 平成21年版』114ページ(中略あり)