No. 1080

明確になった神の存在
人から求められる人生に
(青森県AH/70代男性/セールスエンジニア)

神示教会のことを教えてくれたのは、妻でした。「一緒に学んでみない?」と聞かれ、私の返事は「必要ない」。人生、困ったこともないし、セールスエンジニアの仕事は成績ナンバーワン。自分の力でやってきた自負があったのです。かといって、神を信じていないわけではありません。幼い頃から家に神棚があり、父が手を合わせていたので、むしろ、神の存在は身近でした。身近だからこそ、あえて信者籍を置かなくてもよいのでは…と思っていました。

深まっていく理解と気付き

しばらくして、家の中でふと目に留まった妻の手書きの文字。「教会の十教訓」と書かれていました。読むと、ごくごく当たり前の内容で、「人としての常識を教えてくださってるんだな。我が家に神様が来た」と思ったことを覚えています。そんな時に分かった兄の病。不安で不安で眠れなかった時、妻に「心を守って、救ってくださる神だよ」と言われ、半信半疑ながらも信者籍を置いたのです。

祈願すると、心が穏やかに落ち着いていく不思議。妻の言葉は本当でした。神の教えを学ぶと、少しずつ「自分に必要な部分」が心に残るようになりました。営業も技術もナンバーワン。自分ができるから、同僚や部下ができないと、「なぜできない?」。その責める心が「できる者がかみ砕いて伝えればいい」と変わっていったのです。

人生が守られる環境を大切に

信者になって40年近くがたち、今や私も74歳。60歳の定年はとうに過ぎたのに、働かせていただいています。「ここにいてくれ」と言われる人生を、味わわせていただいているのです。もし、「自分がナンバーワン」の心のままだったら、独りぼっちになり、リタイア後はボーッと過ごしていたかもしれません。仕事ができることも喜びですが、人と触れ合えること、お役に立てる場があることに感謝が込み上げます。

「人との関わりは、仕事だけで十分」と思っていた心も変わり、偉光会館の除雪や雪囲いを、信者仲間と一緒にさせていただくようにもなりました。私の人生を180度変えてくれた神示教会の環境を、皆さんと大切にしていきたい思いが募ります。

漠然としていた神という存在は、私の中で「人として大切な生き方を教えてくださる存在」として明確になっています。私の教会図書は、妻に「お札みたい」と笑われるほど付箋だらけ。この年になったからといって、人生が完成したわけではなく、「この年になったから気付けること」がたくさんあるのです。80代へと向かっていくこれからの人生も、神の教えを基に、夫婦二人で歩んでいきたいと思います。

人間が気付くべきこと(真実)は 運命の力と神の実在
 運命に重なる人生を歩む人は皆 「心」明るく強く 出会いを生かす心を持つ
 運命の力を磨く大切さに気付けた人間は皆
    神の教えを学び 我が「運命」と我が「実体」を悟り 受け入れ
      奉仕に生きる努力をする

人間が気付くべきこと(真実)は
         運命の力と神の実在
 運命に重なる人生を歩む人は皆
    「心」明るく強く
       出会いを生かす心を持つ
 運命の力を磨く大切さに
      気付けた人間は皆
  神の教えを学び
   我が「運命」と我が「実体」を
           悟り 受け入れ
       奉仕に生きる努力をする

『真実の光・神示 令和2年版』111ページ