No. 226

「おいしかったよ」から
始まった夫婦の仕合せ
(青森県HY/60代男性/会社員)

健康診断で、コレステロールの数値があまりにも高く、医師から「このままでは動脈硬化になり、脳卒中で倒れます」と言われてしまいました。怖くなった私は、早速生活を見直し、野菜中心の食事と運動を心掛けることに決めました。

口下手を言い訳にしていた⁉

以前の私は、妻の作る料理が好みの味付けと違うため、感想を言うことはありませんでした。それに、「この地の人間は口下手だから、気持ちをうまく表現できない」と決め付け、これでいいと諦めていました。

しかし、神の教えを学ぶうちに、自分や家族が仕合せな人生を歩むために、夫婦の会話がどれほど大切かということを感じるようになったのです。

温かい家庭を築ければ、気持ちが安定し、心が健康でいられる。仕事にも生き生き取り組める…。教えを学ぶと、家庭→健康→仕事の順番で、仕合せが広がる仕組みが分かってきました。実際、我が家は会話が少なかったと気付き、反省しました。

配慮不足を反省し、実践!

そこで、最初は本当に恥ずかしかったのですが、妻の手料理を食べた後に、「おいしかった」と口に出してみました。

それを続けるうちに、妻が優しく気遣ってくれるようになりました。私の体に良い物を作り、少しずつ並べて食べられるように、私専用のお皿まで買ってきてくれました。一つ一つの妻の心遣いに、思いやりを感じられる自分になれたのも、教えのおかげです。

思いやる会話が健康につながる

妻への「おいしかったよ」の一言で、こんなに喜んでもらえるとは、思ってもみませんでした。

後日、ドキドキしながら再検査に行ったところ、数値が改善していて、ホッとしました。でも、それ以上に、“夫婦の会話”という仕合せの原点に目覚めて、変われたことが宝だと思っています。これからも、妻への感謝を忘れず、会話を大切にして、心が健康的な生き方をしたいと思います。