No. 227

勝ち負けにこだわっていた
私が挫折を乗り越えた方法
(大分県MO/10代女性/中学生)

私は、バトントワリングの選手です。これまで、何度も全日本大会に出場しました。

ことしは、「世界大会に行きたい!」と、いつも以上に練習を頑張りました。自信はあったのですが、肝心の本番でうまくいかず、全日本大会さえ逃してしまったのです。とても落ち込み、「バトンをやめよう」とまで考えました。

失敗を次にどう生かすか?

そんな時、小中学生対象の「実りの集い」の授業で、「勝ち負けだけが大切なのではない」「つまずいたときに何に心を向け、次にどう生かすかが大事」と学びました。今の私にぴったりでした。

いつも自分に関わってくれている親、先生に、今まで言えなかった思いを正直に話しました。すると、不思議と心が落ち着いて、「私はやっぱりバトンが大好き! また頑張ろう!」という気持ちになっていったのです。

今は、新型コロナウイルスの影響で、バトンの練習が休みになってしまいました。でも、勝つことを考えるのではなく、ゆっくりバトンを楽しめるようになりました。疲れていた体を休めることができて、自分の精神的な弱さにも気付けました。

つまずいたことにも意味がある!

今、毎日一人で自主練をしています。これまで避けてきた苦手な技にも、じっくり取り組むようになりました。

今回、つまずいて悩んだことも、意味があったと感じます。自分自身がもっと強く、大きくなるための改善点が分かったからです。「思いどおりにいかないことがあっても、いちいち落ち込まなくていいんだ」とも思いました。

これからも、神の教えを学んで、いろいろなことにチャレンジしていきたいです。