5カ月前、信者になりました。飲食業を営んでいた私は、「男は稼ぐことが大事」と仕事、仕事の毎日で、やがて妻と離婚。その後、再婚しましたが、生活は派手で、店のお客さんと朝まで飲み食いし、体を壊しても、良くなればまた同じ生活。当然と言えば当然ですが、大腸がん、腸閉塞、甲状腺がん…と病と縁が切れません。9回の手術と27回の入院を経験しました。
甲状腺の手術で声を失ったものの、知人が親身に病院を探してくれ、声を取り戻せました。その方が、私に神示教会を教えてくれたのです。ただ、私は別の宗教団体に入っていたことがあり、よく寄付を求められたので、苦手意識がありました。しかし、その方のお人柄を尊敬していたので、偉光会館へ行ってみたのです。
宗教ではなく「人としての道」
まだ体には痛みがあり、長くは座っていられません。しかし、偉光会館に居合わせた人たちが声を掛け、気遣ってくれました。「何ていい人たち」と思いながら、勉強会に出席して驚きました。知人からは「ふに落ちるよ」と言われていましたが、本当にそのとおり。「いわゆる宗教ではない。人としてどう生きるかを教えてくださっている、“人間の道”だ」と理解したのです。
家に帰り、その感動を妻に伝えると、すぐ一緒に信者籍を置いてくれました。神の教えを学んでいく中で、グサッと刺さったのは、「家庭、健康、仕事の仕組み」です。「俺の方が稼いでいる」とちょっと妻を見下す心。この「ちょっと」の心が悪い種となって、健康にも悪影響を与えてきた…と「仕組み」が見えたのです。
小さな積み重ねが大きな変化に
「俺が家庭を回している」と思っていた心に、「家庭はみんなでつくっている」という感覚が生まれました。ご飯を作ってくれた妻に「ありがとう、頂くね」。こんなやりとりは初めてです。小さなことですが、その積み重ねが、妻との関係を変えてくれました。けんかが見る見る減り、平和に過ごせているのです。
ある日の運転中、隣にいた妻が「運転が穏やかになったね。今まで怖かったよ」と教えてくれました。そう言えば、昔は「黄色信号は突っ込むもの」とアクセルを踏み、ゆっくり歩く通行人を見かけると、イライラしていたものです。それが、今はブレーキを踏み、「どうぞ」と譲っていて、そんな自分に自分で驚いています。
財産として子孫に良い生き方を
痛みで眠れなかった私が、不思議と毎晩、すっと眠れています。「何で俺ばかり病気に」としょげていた心は消え、「どう病気に向き合えばいいか」と前向きです。
それだけではありません。「子や孫に残せるものは、『良い生き方』」と神の教えで知りました。そうであるなら、自分が味わった「苦しい生き方」は残すまいと、強く思います。子供たちには、お金には換えられない、「生き方」という財産を残していけるように。信者の道を歩んでいきます。
心素直に「教え」を学ぶ人は
必ず「人生の真理」 あるべき心の姿が見えてきて 心(人生)が変わる
「教え」が「人生」の支えになるほど
人間は 心の道に「生きる」尊さを悟り
ますます家族 縁者 友人 知人に 良き因を残す人(存在)を目指す
心素直に「教え」を学ぶ人は
必ず「人生の真理」
あるべき心の姿が見えてきて
心(人生)が変わる
「教え」が「人生」の支えになるほど
人間は
心の道に「生きる」
尊さを悟り
ますます家族 縁者 友人 知人に
良き因を残す人(存在)を
目指す
『真実の光・神示 令和2年版』16ページ(中略あり)