No. 224

つらい出会いがきっかけで
心の動きにのまれない私に
(千葉県TA/20代女性/ゴルフ場勤務)

高校を卒業し、ゴルフ場にキャディとして就職しました。ある日、言葉が強いお客さまの担当になりました。一言一言が心に突き刺さるように感じ、イライラを何とか抑えてコースを回りきったものの、一人になった途端、怒りが込み上げ、用具を床にたたきつけてしまったのです。

帰宅して、両親に話したところ、「気持ちは分かるけど、感情的になるのはよくないよ」「神にも、つらい心や状況を素直に語ってみては…」と助言してくれました。

穏やかに接する心を願って

その日から、仕事の前に「どんな方にも心穏やかに接することができますように…」と、心の中で神に語り掛けています。すると、心が落ち着いて、「どうすればお役に立てるか」考えられるのです。

一日一日多くの方々との出会いがあります。同じコースを回るにしても、お仲間とゆったりプレーする方、さくさく回りたい方など、さまざま。どのように楽しみたいのか、お一人お一人の思いを感じ取り、その方に合わせて対応できるように気配りしています。

心を尽くせば、尽くすほど、自分にも喜びが返ってきます。お客さまから頂く評価表に「きょうは楽しかった」などとコメントがあるとうれしくなり、「もっと頑張ろう」とやる気が湧いてくるのです。

思いを感じる私になれたのは

こんな自分になれたのも、青年向けの授業、友輝会のおかげです。実は、ちゃんと学び始めたのは、ここ数年の話です。最初は、親に連れられてでしたが、学ぶたびに教えが心に響くようになりました。今では自分から積極的に学んでいます。

いつも穏やかな心で人に接することができるようになり、毎日がとても充実したものとなりました。今は、新型コロナウイルスで大変な時ですが、神の教えを心のよりどころに、前向きな気持ちで過ごしていきたいと思います。