感染症対策の影響で、高校生の次男の部活が中止に。「自主練で小学校の周りを走るから、タイムを計って」と頼まれました。
偶然見掛けたピカピカの一年生
4月初旬の休日。息子と談笑しながら学校に近づくと、校庭は静まりかえっていて、人影もありません。
でも、満開の桜が春を告げていました。社会は混沌としても、季節は巡っている…。そんなことを考えていたら、若いお母さんと、そのお子さんとおぼしき兄妹が正門をくぐり、桜の下で写真撮影を始めました。
三人とも、入学式そのものの格好です。お兄ちゃんは、スーツ姿に大きなピカピカのランドセル。妹さんも、かわいらしい洋服に身を包んでいます。お母さんは、子供たちに声を掛けながら、晴れ姿をカメラに収めようとしていました。
息子からの最高のプレゼント
息子が親子に近づき、「写真を撮りましょうか?」と声を掛けました。背の高い男子がいきなり近くに来て、お子さんたちはびっくりした様子でした。
でも、「はい、笑ってねー」「お気に入りのポーズしようか」という息子の声掛けで次第に笑顔になり、無事に撮影終了。お母さんからは、何度もお礼を言われました。
息子に「喜んでもらえてよかったね」と言うと、「入学式は中止とニュースで聞いていたから。僕はできることをしただけ」と、さらっと返されました。心豊かに成長していることに、喜びが込み上げました。
家に帰って妻に話すと、とてもうれしそうでした。「毎年桜を見るたびに、きょうのことを思い出すね。親としてうれしいプレゼントをもらったね」と言っていました。
家族との会話が私のエネルギー
次男は今、休校真っただ中ですが、学校の課題や自主トレなど、できることに取り組んでいます。青年向けの『友輝』も、少しずつ読んでいるようです。
私は、4月から職場で管理職になり、大変忙しい日々です。でも、どんなに疲れても、家族の顔を見るとほっとします。短い時間しか触れ合えなくても、その日の出来事や、子供たちの様子を語り合うだけで、心が元気になるのです。
公式サイトとメルマガも活用し、神示や全国の仲間の声に励まされています。これからは、神の教えで生きる家庭をつくる時代。その一員になれるよう、夫として、父として頑張っていこうと思います。