(山口県AU/50代女性/公務員)
大学受験寸前に父が急死。スタートからくじかれた思いでした。「この家は私が守る」と進学を諦めたものの、仕事もうまくいきません。家庭を持てば…と思っても、それもかなわない。神に願っても、「望みは何一つかなわない」と思ったら、神の教えが心に入ってこなくなり、祈願もしなくなっていきました。
将来が不安で仕方がないと打ち明けた私に、「あなたが選んだ人生でしょ」と母。一番理解してくれているはずの親が、「何も分かってない!」。しかも、たまに帰ってくる兄には優しいのです。「家のことを全部やっているのは私なのに」。イライラが募り、もう嫌になりました。
体の不調が心を振り返る転機に
そうした中、私の体に異変が。医師から「子宮に悪い物があるかもしれない」と告げられたのです。窮地に立たされた瞬間、それまでの心とは裏腹に、「神の教えに気付くべきものがあるはず。見つけたい」。本気で学ぼうと思ったのです。毎日欠かさずにご神示を学んで見えてきたのは、自分を変えられない頑固な性格でした。「私は正しい」と思い込み、正義感を振り回しては、平気で人を責めていたのです。
職場でも、手を抜く同僚にイラッ! 多少の無理は引き受けても、それが続くと「何で自分ばかり」。相手を思う余裕を欠いて、結局は“いい人のふり”をしているだけ。仕事を頑張るほど、人との間に溝が生まれ、しんどくなって辞めたこともあったのです。
家族に対しても傲慢(ごうまん)な態度を取っていました。父親がいない分、「私が頑張らないと」と気負うあまり、「親だったら分かって当然」「お兄ちゃんならしっかりしてよ」と、上から目線。そうした自分の嫌な性格を認められるようになったことが、私にとって一番の変化でした。「相手の気持ちを考えられるようになりたい」「人との縁を深めたい」と祈願し、意識していったのです。
欠点を認めたら次々と変化が
ある時、兄が家に来ないのは、兄が一番つらい時に責め立て、支えなかった私がいけなかった。そう素直に思えたのです。そんな気持ちの変化を母に伝えながら、この先、子供ができないつらさを吐露すると、「健康でいるのが一番だから」と、力強く言ってくれました。私の体調を心配して会いに来てくれた兄とも、久しぶりに打ち解けて話すことができたのです。
勤め先でも、「自分はこう感じても、周りの人の考えは違うかも…」と思えるように。すると、声を掛けてくれる人が増え、業務だけでなく、趣味の話までできるようになったのです。これまで独りぼっちの感覚でいた私の中に、寄り添ってくれる家族や周りの人への感謝が込み上げました。安心感に包まれて受けた手術は、無事成功。嚢胞(のうほう)も心配のないものでした。
心を大切に生きていきたい
最近は、兄からの連絡も増え、母もうれしそう。以前は、母に「早くして!」「何で!」と、そのまま感情をぶつけていた私も、今では、一呼吸置いて思いを伝えることができています。
自分の人生なのに神様任せにし、勝手に自暴自棄になっていた私は、神の教えのおかげで変われました。人との交流が楽しく、毎日に生きがいを感じています。今後も、より良い将来に向けて、家族をはじめ、縁ある人の心を大切に生きていきます。
「真理」に悟りを得て
日々歩むなら
人は必ず
真の生きがいを手にできる
心と体は調和し
「運命」が悩み 迷う心(感情)を
抑えてゆく
人 物との出会いを生かす
正しい関わりを深める力は「運命」
「運命」を磨き 枯らさぬ努力に
人は皆 真の健康を手にできる
(平成30年7月1日)
