No. 1947

大変だった職場の体制変更
“心”が成長できた理由

(石川県CN/30代女性/会社員) 

IT関連の会社に勤めて12年。現在は総務の担当で、昨年にはリーダー役も任されました。忙しいながらもやりがいを感じる中、ことしの春には職場が合併。私も、従来の業務に加え、さらにチームを兼務することになったのです。上司が替わり、メンバーも増え、ピリピリした雰囲気が漂う社内…。「みんなでやっていきたい」と思っていても、なかなか方針さえ定まりません。最低限の作業もせず、仕事を丸投げする人もいて、いら立ちをぐっと抑えることも。そんなある時、自宅の階段で、うっかり足を滑らせてしまったのです。 

家族の支えで気持ちが明るく

「あ、まずい」。そう感じ、とっさに階段を蹴って体勢を変えられたことが、ご守護でした。落ちていく時間は、スローモーションのようで、気付いたら、床を滑るように着地できていたのです。自身の心の乱れを感じ、「気を付けないと」と思った直後の転落。大きなけがもなく、自分を振り返る良い機会となりました。 

思えば、「お願いできる?」と頼られることが増え、いつの間にか、焦りが募っていたのかも知れません。そういえば、帰宅が遅い日が続き、家族ともあまり話せていませんでした。いつも、「大変だったね」と話を聞いてくれる家族。けれど、いつまでも私が愚痴っていれば、「そろそろやめる?」とも言ってくれます。思わず、「そうだね」と笑って話は終わり。明るく、すぐに気持ちを切り替えられるのが私の長所でした。家族と話していると、“自分”を取り戻せるから不思議です。ぐっすり眠って、翌朝はスッキリ。「これまでにも合併はあった。きっと大丈夫!」。仕事に向かう意欲も湧いてきました。 

「向かう方向は同じ」の思いで

総務の仕事は、社員のため、ひいては、会社のお客さまのためにあります。同じ目的に向かう者同士、環境の変化にのまれずに、みんなで仲良くやっていきたい。あらためてその思いで向き合えば、突然の依頼にも穏やかに応えられました。精神世界はすごいです。相手からも、「そっちも忙しいよね」「時間取ってごめん!」と気遣っていただくことが増えたのです。時に、ぶつかることがあっても、「より良くしていきたい」という思いは同じ。互いにイラついたときは、話をいったん保留にすることも。気持ちを重ねる大切さを、偉光会館で学んできたからです。少しずつ、社内の雰囲気も変わっていきました。 

どんな出来事も心の成長に

合併から半年。あれほど大変だった日々が、何だか懐かしく思えてしまうほど、今は、物事が和やかに決まっていくようになりました。私自身も、「ここ、やっておいたよ」とフォローしていただくこともあり、ますます役に立ちたい思いが膨らみます。実は、これまでにも小さな合併はありました。けれど今回は、経験がないほど大きな体制変更。否定的な感覚に陥らず、一つ一つ前向きに頑張れたのは、自分の軸に真理があったからです。心を守り、導いてくださる神に、感謝の思いでいっぱいです。 

家族で「教え」を学び
 「真理」で互いに声掛け
   関わること(存在)を実践されよ
 自然と 気持ちにゆとりが芽生え
    家族との会話が増えて 深まる
 ますます気持ちは安定し
     周りの人の気持ちがつかめる
仕事に成果を上げる人は皆
    多くの出会いを生かし
       奉仕する心に満ちている
 自ら相手を受け入れ
  関わる気持ちが
    働く意識を生み出し
           成果につながる

(令和4年12月23日〈中略あり〉)