(鳥取県HH/60代女性/主婦)
長年看護師として働いてきましたが、次第に、ストレスによる頭痛が悪化。病院で受診したところ、脳動脈瘤と動脈硬化が見つかりました。幸い経過観察の範囲でしたが、仕事が病に及ぼす影響を踏まえて、やむなく退職することに。それから数カ月。動脈硬化の進行を調べる中で、思いがけず「甲状腺がん」が判明したのです。
不健康だった生き方が見えて
「まさか自分が」「死にたくない」。病名を聞いた時の正直な気持ちです。治療できると言われても、心の中は不安だらけ。だから、夫に報告しながらも、涙が止まりませんでした。「一緒に偉光会館へ行ってほしい」。私の訴えに、「分かった」と二つ返事で応えてくれた夫。一緒に教務相談を受けると、だんだん自分が見えてきて、気持ちが落ち着いていきました。
考えてみれば、私は、両親を早くに送ったこともあり、「全て自分がしなければ」と思って生きてきました。4人の子育ても、家事も、家の経済面も…。そして、心に積み重なっていったのが、夫への不平、不満だったのです。相談しても返事をしないし、頼りないし、そもそも休みだって合わないし…。恥ずかしながら、子供が大きくなってからは、挨拶もしていなかったです。
病を引き込むほど“不健康”だった、私の心。それが明確に見えた時、湧いてきたのは、「夫婦の関わりから改めよう!」という決意でした。仕合せの土台である“心が安まる家庭”を目指して、「おはよう」から始めていったのです。会話が増えるにつれて、私の心もどんどん安定。知人には、「がんになったのに、どっしり構えていてすごいね」と驚かれました。安心感に包まれて受けた手術は、無事成功。術後の経過も良好で、数日で退院することができました。
二人で必ず“和のある家庭”を
がんは転移もなく、ステージはⅠ。次の検診は、半年後の予定です。脳動脈瘤と動脈硬化の経過観察は続きますが、頭痛もすっかり治まりました。けれど、本当の“救い”は、私の心が、根本から変わり始めたことなのだと思います。この体験談への投稿を機に、当時の思いを尋ねた際、夫はこう話してくれました。「本人が一番つらいはず。少しでも力になりたいと思ってた」「やれることは、何でもしようという気持ちだった」と。誰よりも、私を心配し、また支えてくれていた…。今なら、よく分かります。夫は、返事をしないのではなく、私が返事を待てなかっただけ。私のそばには、ちゃんと「頼れる人」がいてくれたのです。
実は、私の母は、脳動脈瘤で手術を受けていて、今の私くらいの年に、がんが原因で亡くなりました。それを思うたびに、「子供や孫たちには、良いものを残してあげたい」という気持ちが募ります。そして、夫と一緒であれば、必ず変わっていけるはずとも思うのです。心の大切さを見失わず、夫婦でしっかりと歩んでいきます。
「教え」を学び
「人生の真理」を
知ることから始める
「真理」を
人生の支えに生きるほど
心は安定し 悩みは消えてゆく
家族で「教え」を学ぶほど
家族の心は一つに重なり
「人生の真理」に生きる家庭を
築いて行ける
「運命」の力を引き出し
「運命」に守られる
人間(ひと)は皆
真実の健康を手にできる

