(福岡県SE/70代女性/テナント業)
人見知りの上、短気で頑固な私。意に沿わないと、すぐに言い返し、相手の話をシャットアウト。人とのつながりを切る生き方をしてきました。両親への感謝も薄く、わがままで、身勝手で…。一人で自由に生きている感覚でした。
しかし、20代の頃、無理なダイエットから体調を大きく崩し、その後も病気の連続。後遺症によって、心臓弁膜症まで抱えてしまったのです。恋も結婚も諦め、病と向き合ってきたものの、入退院の繰り返しで体力が落ち、40代半ばで仕事まで断念。何一つ思うようにならない人生に、死ぬことばかりが頭を巡る、地獄のような日々でした。
生き方を変えたいと強く決意
ある日、ふと母と長姉が熱心に勧めてくれた神様のことが思い出されました。以前、2人の勧めに根負けして、信者と籍を置いただけだった神示教会。その心が一変し、「救ってほしい」と強く思ったのです。苦しみのどん底で出会えた神の教え。教会図書をめくると、自分の生き方の荒さや欠けがたくさん見えました。「随分、人を傷つけてしまった」「こんな生き方、二度としてはいけない」「このまま死にたくない」。次々とあふれてきた素直な思い…。活字を読むと頭が痛くなる私が、「生き方を変えたい」「乗り越えなくては…」と必死に教会図書を読み、気付きがあるたびに祈願し続けました。
少しずつ少しずつ、カチンとくることが減っていきました。心にゆとりが生まれ、人と意見が違っても、考えを押し付ける前に、相手の気持ちを知ろうとする自分に変化。それだけで、縁が深まっていくから不思議です。神の教えのおかげで、見る見る生き方が変わりました。
人との関わりに、心が生き生き
先日、副鼻腔炎の治療で10日ほど入院しました。入院、手術は何度も経験していますが、こんなに楽しかったのは初めて! 医師や看護師、患者さん、清掃のスタッフなど、誰かに出会うたびに進んで挨拶。話が弾み、思いに触れられ、「うれしい」「ありがとう」をたくさん伝えられました。経過も順調で、術後の痛みが全くなく、何度も不思議がられたほど。終始、明るい気持ちで過ごせたのです。
いつの間にか、人と関わることに喜びを感じるように。持病とうまく付き合いながら、生き生きと暮らせる毎日に、感謝しながら人生を楽しんでいる私がいます。
全てを感謝で受け止められて
家族には、どれほど心配を掛けてきたことか…。「親が生きているうちはいいけれど…」と、私の将来を案じていた父。特に母は、102歳で亡くなるまで、無償の愛をかけ続けてくれました。おかげで、私も精いっぱい尽くすことができました。
そして今、心の底から生きることが楽しくて、青春を満喫している!と感じます。いろいろなことがあった私の人生。全てを感謝で受け止めて、「良い人生」と言える自分がいます。



「真理」学び深めて 今(現代)を生きよ
自然と
皆の心明るく輝き
感謝の思いに包まれてゆく
真の健康は
心を明るく
強くするところに成るもの
心がゆったり流れるほどに
体も健康
環境に調和して
生活できるのである
『真実の光・神示 平成21年版』35ページ(中略あり)


