(東京都KW/50代女性/会社員)
大学で出会った男性と国際結婚をして、30年ほど。私の夫はアメリカ人で、夫婦のコミュニケーションは全て英語です。これまでお互いの考えを尊重し、楽しく過ごしてきたのですが…。生活全般にアメリカの感覚が根強い夫は、息子の外出なども「危ない」と心配し、少しでも帰宅が遅いと怒るように。「子供も成長したし、波風を立てたくない…」と考えて、私の中で“夫に伝えないこと”が増えていきました。でもこれって、本当に家族のためになってる? 疑問も募っていったのです。
一編の神示からガラリと変化
そうした日々を、一編の神示が変えてくれました。
家庭は 夫婦が土台をつくる
夫婦二人の運命(こころ)を重ね
支え合う奉仕心が
家庭の土台を築く
『真実の光・神示 令和5年版』3ページ
A family’s foundation is created by a husband and a wife.
ストンと心に落ちてきて、「夫と“支え合う”感覚なんて、まるでなかった」と気が付きました。相談しているつもりが、自分で出した結論を報告していただけ。見えてきた修正点を祈願しては、夫に声を掛けていきました。私の話を冷静に受け止めてくれる姿に、いつの間にか、もっと「意見を聞きたい」と思うようになったのです。
思いがけない出来事が重なって
夫の存在が大きくなる中で、「限りある人生を二人で仕合せに…。教会で一緒に神の教えを学べたら」という思いが膨らみました。夫は信者と籍はあるものの、言語が壁となり、なかなか教えを学べないままでした。だから、「英訳テロップ付きの学びの場」の開設を聞いた時は、本当にうれしかったです。夫と行きたい! そこでも気付きがありました。「何て誘えば来てくれるか」と考えてばかりいた私。それでは“思いを伝える”のではなく、相手を動かす「作戦」でした。なかなか素直になれない心を、また祈願。伝えたのは、夫に相談し始めてから、心が軽くなったことや、物事がスムーズに回り出したことなど、感謝の思いでした。夫婦で学びたい気持ちも伝えると、快く「いいよ」と言ってくれたのです。
同時に、思いがけない出来事が重なりました。軽度の認知症の父が、旅行したいと言い出し、偶然にもそれが、夫と学びに行く日だったのです。一人でも出掛ける気満々の父ががっかりしないように、家族全員で話し合い、「その日は、お父さんも誘ってみんなで教会に行こう」ということに。結果として、夫、息子、父と、家族そろって勉強会への出席がかないました。真剣に学んでいた夫は、「自分に話してもらっているようだった。また来たい」。この言葉に、喜びが込み上げました。
家族で新たなスタートを
今、夫と話していると、「家族を守ろう」と優しく包んでくれる、温かな心が伝わってきます。これまでを「もったいなかった!」と感じるほど、毎日、気持ちが明るいです。「もっと家族の思いを聞いて、お互いに心を通い合わせたい。夫と息子の心もつなぎたい。それが、妻であり、母である私にできること」。そんな目標も持てました。家族で新たなスタートを切った我が家。みんなで声を掛け合い、さらなる仕合せを目指します!



実体を正すために
信者は家族で「教え」を学び
家庭の中での立場と任
それぞれの「あるべき姿」を
知って
正しい関わりを深めることが必要
「教え」が家族の心を一つに重ね
支え 補い合って「生きる」
心(愛情)を強くする
『真実の光・神示 令和2年版』15ページ(中略あり)


