No. 1046

夫として、父として…
足元を固めて一気に好転!
(京都府AS/40代男性/自営業)

仕事に励んでいるのに、家計がうまいこと回りません。自営業ですが、コロナ禍で、お客さまとやりとりできない日々が3年続いたのです。頑張っても頑張っても、結果が出ないもどかしさ。しかし、これは、人生好転のきっかけだったのです。

「真剣に」神の教えに向き合う

神の教えは学んできましたが、真剣かというと、そうでもなかったと思います。妻に、「俺、真剣に学び直すわ」と宣言。すると妻は、「そしたら私も」と、2人そろって動画配信や教会図書で学び始めました。

大きな気付きを得た、ある日の息子の言葉です。「自分はいつも蚊帳の外。決まったことを聞かされて、従ってるだけ」。最初は「何言ってるんや?」と思いましたが、次に出てきた心が、「確かにそうやな」。言われてみれば、「子供には分からんやろ」と思って話さないことが多々ありました。それにしても、息子の指摘がすっと入ってくるなんて、短気な自分には、すごい心の変化だったのです。

頑張ってもうまくいかない理由

妻のフォローも大きかったです。息子の話を聞く前に、先に、「あの子が話を聞いてほしいみたい」とひと声掛けてくれていました。妻は、神の教えで学んだ「家族の心をつなぐ」という、妻の役割を果たしてくれていたのです。

一方、私はというと、「四の五の言うな、俺の言うことに」といった具合で、自覚はないのですが、家族に「説教くさい」と言われたこともあります。仕合せの土台は家庭なのに、「家族の心を支える」という夫の役割を、見事に果たしていない自分。家庭という足元がグラグラなのに、いくら仕事を頑張っても、うまく回るはずがなかったのです。

仕事の契約のことなど、家族にも素直に話すうち、みんなで助け合おうとする雰囲気が生まれました。そんな中で、いろいろなご縁がつながり、今、仕事が軌道に乗りつつあります。「神は、人をもって救う」と教わった部分を、とても感じています。

自分とは思えない変化

最近、我が家の大イベント、引っ越しがありました。今までの私なら、一人で動き回ったでしょうが、みんなで住む家だから、みんなで一緒にやろうと思ったのです。娘が旗振り役になり、妻と息子も関われるよう、自分がサポート。短気が出て少しイライラしてしまった時、家族に「ごめんごめん」と謝るなんて、自分が自分ではないような変化です。

家族に「話しやすくなった」と褒めてもらい、遠慮がちだった息子もよく話すようになり、夫として、父として求められる喜びは格別です。大変なはずの引っ越しも楽しく終え、新居でパーティーをしました。これも、神から頂いた喜び。穏やかに過ごせる毎日に感謝しています。

――仕合せの基は 和のある家庭――
 夫婦で「教え」を学び 「真理」に生きるほど
    親子の会話は増えて 「六つの花びら」咲き誇る家となる
 実体は修正され 運命の力は磨かれ 心(魂)休まる家となってゆく

――仕合せの基は 和のある家庭――
 夫婦で「教え」を学び
      「真理」に生きるほど
  親子の会話は増えて
    「六つの花びら」咲き誇る
              家となる
 実体は修正され 運命の力は磨かれ
    心(魂)休まる家となってゆく

『真実の光・神示 令和2年版』60ページ(中略あり)

※六つの花びら;神が人としての仕合せを六つの花びらに例えてお教えくださった、基本真理の一つ。夫・妻、男女の子供、健康、職業、生活、希望の六つに恵まれることが、人としての仕合せなのです。六つの花びらは、順にかなっていきます。夫婦が仲良く暮らすと、親子の仲も良くなります。そのような家庭を築けると、健康に恵まれ、人の役に立とうという意欲も枯れません。社会で活躍できるので、生活に困ることもなく、大きな希望を持って人生を歩めます。詳しくは『理知の真理14』9ページで確認しましょう。