(大分県HY/60代女性/会社員)
「和のある家庭」づくりに取り組んで、「神の実在体験談」に掲載された一昨年。その後も、“家族との会話”を意識する毎日でした。そんなある時、公式サイトの「心のトレーニング」で大発見が! これが次なるステップの始まりでした。
“第一感情”のクセに気付いて
心にヒットしたのは、「想定外の出来事に直面したとき、もろに出る『第一感情』」という内容です。せっかちで単純な私は、感情的な家族の言葉もそのまま「本音」と受け取って、反射的に言葉を返してきました。「何でも」話してはいたけれど、時に責めたり、イライラしたり。「衝動的に話しがち」だったのです。自分の姿が明確に見えた時、「心が通い合う“温かい会話”をしたい。それこそが次の目標」と思いました。
早速振り返っていくと、心当たりが。例えば、毎朝、料理をしながら家族に呼び掛ける、「できた物から運んで!」の言葉。反応が悪いと、ムッとすることもありました。でも、「できたから、おいしいうちに食べて~!」と言えば、もっと気持ちが伝わるはず。それに、私と同じように、みんなにも、言葉にしきれない思いがあるだろうな。もっと家族の心を感じたい、と祈願するようになったのです。
“心”を感じて変化した会話
こうして気付いたことを実践するうちに、夫から自営の仕事を「手伝ってほしい」と頼まれました。結婚して何十年とたちますが、そのような話は初めてです。気持ちが伝わってきて、すぐに「応えたい」と思いました。そうなると、もう友人とのウオーキングは無理だろうな…。以前なら、一人で黙って諦めたはず。でも、話してみたのです。夫は、「用事があるときは抜けて。いてほしいときは、ちゃんと言うから」。結論を出すための会話ではなく、話し合うから、お互いに納得できる答えが見つかる。心を通わせる“会話の力”を実感しました。
心に染みる家族の温かさ
近頃では、夫のひと言の「大きさ」を感じています。口数は少なくても、短い言葉に込められた、大きな優しさが伝わってくるのです。「最近、お父さん優しいね」。そう娘に伝えたら、「いや、お母さんが優しくなったからね」という言葉が返ってきました。それを聞いて、驚くやら、うれしいやら。もし神の教えを知らなかったら…。お互いを大切に思いながらも、私は家族に感情をぶつけ、夫は貝のように黙る、擦れ違いばかりの家庭になっていたでしょう。一歩ずつ、でも確実に、心を導いてくださる神に、感謝の思いでいっぱいです。
運命・実体で
人生(こころ)つながる「家族」は
実体を高め合う関わりが
家族の人生を
仕合せな時代(もの)へと導く
家族で「教え」を学び
「真理」で関わる家庭に
実体の修正は易しい真実(こと)
夫婦の運命が重なることで
家庭に調和が生まれる
会話も増えて
「愛」と「信頼」と「期待」で
心重なり 支え合う家庭と成る
(令和6年10月23日 『友輪』343号12ページ〈中略あり〉)
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