No. 1646

夫婦の信頼が深まるほど
物事が次々に好転!

(大分県YT/60代女性/主婦) 

夫が家のことをしてくれない。どうしたらさせられるかを考え、「ああして」「こうして」と指図するうち、夫婦仲がギクシャク。持病のぜんそくまで、ひどくなってしまったのです。 

自分の姿がどんどん見えて…

さらに、足を捻挫。夫が肩を貸してくれ、息子と病院に連れていってくれたのです。自分は、一人で何もできないんだな。初めて気付きました。この時、思い浮かんだ神示が、「体調を崩し 病名が付いたときにこそ 『人生』の歩みを振り返り 真の健康を手にする時と悟るべし」(『真実の光・神示 令和3年版』24ページ)。心にスーッと入ってきて、今がこの時…と思いました。 

そんな気持ちで教えを学ぶと、ハッとすることが次々に。けがをした私に、夫は優しくしてくれたけれど、自分は? いつも上から目線で、何でも一人で決めて。“夫を信じて、頼る”妻の役割なんて全然やってこなかった…。ぜんそくの薬も勝手にやめて、人の話を聞かないことも自覚できました。思えば、自分のことは自分で…と育った私は、人の気持ちを考えたり、相談したりしてこなかったのです。 

今までになかったやりとりが

相手を思いやり、素直に話が聞けるようになりたい。何でも夫に相談して、頼れる自分に…。意識すると、今までになかった心の動きが出てきました。電球の交換も、以前は全部自分で。最近は「ここ電気がチカチカして…」と夫に相談。すると、すぐに替えてくれます。浴室の壁の塗装が剥げている…と思っていたら、きれいに塗り替えられていました。これまでの私なら、「ああ、塗ったんだ」と気付くだけ。それが、「ありがとうな。ホントに気持ちいいわあ」と素直に言えるのです。夫は笑って、「少しはきれいになったかな」とうれしそうでした。 

「やってくれない夫」ではなく、私がさせなかっただけ。それなのに、家のことをしない人だと、勝手にレッテルを貼っていた…。申し訳なくて謝りました。「気が強くてごめんな。嫌でたまらんかったわな」。すると夫は、「俺はおっとりしちょるけん、ちょうどよかったやない」と言うのです。何て優しいのだろうと、心が救われた思いでした。 

穏やかな心になれたら

夫が「肩が痛い」と言っても、以前なら「湿布貼れば」で終わり。それが今は、「貼ろうか?」。相手を思いやり、心の内を伝え合う会話が増えたら、それだけで心がほわーっと穏やかでいられます。ぜんそくも良くなって、薬が要らなくなるまでに回復。心と体は連動している…本当にそのとおりでした。 

子供から「そういうところ悪いわ」と指摘されても、素直に「ごめんな」と謝れる自分がいます。気軽に本音を言い合えて、互いの良さが引き出されていると感じるきょうこの頃。3人の子供家族との行き来も増えて、うれしくてなりません。 

家族との関係をより良く

夫婦が仲良くなり、信頼が深まると、自然と子供たちも心を開いて慕ってくれる。心が通い合って、みんなが仲良くなってきたように思います。家族とは、互いに気負わずに何でも語り合い、信頼し合える関係でありたい。大事なことが見つかった今、素直に、穏やかな心で実践していきます。

実体を知って
    「真理」に生きるなら
 人間は皆 運命を磨き
  「運命」に重なる心の動きが取れる
人間は
 互いに 運命を重ね 補い合って
          環境を高めて行く
家庭は
 家族の心が重なり 支え合って
    真実の愛で関わりを深める環境
運命が磨かれ 実体を高め合う
    家庭環境に身を置くことで
           人生は守られる

『真実の光・神示 令和5年版』56ページ(中略あり)