(長崎県MM/70代女性/生花販売)
息子夫婦と2世帯住宅に住んで約30年。一つ屋根の下にいても、会話も関わりも少なく、距離を感じていました。
そうした中、コロナ禍で息子の仕事が打撃を受け、私の生活リズムまでもが変化。持病のめまいが、これまでにないほどひどくなり、動けなくなってしまったのです。
嫁に向ける心が見えて
それまでは、体調が悪くても家族に甘えられず、一人で乗り切ってきた私。でも、今回は無理そう。何もできない中で見えてきたのは、嫁に向ける自分の心でした。
あまり会話が弾まない…。そんなことから、「もっと話してくれてもいいのに…」「きっと私が嫌いなんだ」「家族と思ってくれていないのかも」と感じていました。といっても、気持ちを確認したわけではありません。私の先入観では? 勝手に思い込んで心にバリアーをつくり、嫁への扉を閉じていたことに気付いたのです。
素直な気持ちで触れていくと
先入観を持たずに触れたい。そう祈願するにつれ、不思議なほど、あれこれ思う心が、きれいに取れていきました。そして、素直な気持ちで、助けてほしいと嫁にLINE。そうしたら、仕事で疲れているだろうに、身の回りのことばかりか、動けない私の口に薬も…。うれしさとともに、安心感も広がって…。しばらくしてめまいが治まり、徐々に元の生活に戻れました。
このことがあって以来、嫁に心置きなく声を掛けられます。「電気が切れたけれど、見てくれる?」。すると、頼まないのに、蛍光灯を買ってきてくれました。「わあ助かる! ありがとう」と言うと、「そんな思わんでいいよ」と笑顔。それでもつかなかったら、今度は照明器具のカタログを。交換が済むまで電気はつかなくても、嫁の優しさに触れて、心が明るくいられました。
自分から関わって、思いを知る
先日、嫁から、法事への出欠を尋ねられ、こんな気遣いができるなんて…と感心しました。私なら、“こうあるべき”と決め付けてしまうから。何かと人に指示したくなる、いわば仕切り屋だったな…と。そう気付いて、もっと自分から関わって、相手の思いを知って応えていける人になりたいという気持ちが湧いてきました。
気掛かりだったのは、新たな店を始めた息子。愚痴をこぼしても、あれこれ言わず、ただ聞いてやりました。忙し過ぎて食事をしたりしなかったりと言うので、お弁当を作りたいと提案。嫁も心配していたらしく、感謝されました。3段重ねの弁当作りは、息子への私からのエール。店まで毎日車で送り、親子で会話できるのも楽しいひとときです。
いいエネルギーを出し合える家族に
最近は、愚痴が減り、心が明るくなって、生き生きと働く息子。「お母ちゃんも、ゆっくりしとってね」と思いやってくれます。嫁も、息子の手伝いをするようになり、みんなでお互いにいいエネルギーを出し合っている感覚です。
息子夫婦との関係も深まって、穏やかな心で毎日が流れ始めた、ここ3カ月ほど、めまいが全く出ていません。健康を取り戻すきっかけは、私の心にあったのです。今は、2世帯住宅とは思えないほど、心がすごく近くなりました。甘えて、思いを伝えて、助け合って…、家族との関わりを大事にしたいと思います。



「縁」を深めるほどに
人の心は安定し
生きる楽しさ広がってゆく
「真理」気付いて
愛ある心願って祈願せよ
神魂に我が心預けるなれば
自然と人の心は神に近づく
純な心で人 物を見詰め
受け入れられる
「仕合せ」は
縁を引き寄せ 育むほどに
手に入(い)るもの
和のある家庭(環境)広がって
多くの人が 神の手の中
愛ある心で生きられる
『真実の光・神示 平成18年版』19ページ(中略あり)


