No. 1484

結果が次々と吉に変わる
がんが教えてくれたこと

(愛媛県MA/40代女性/介護職) 

2年ほど前のこと。健康診断でひどい貧血が分かり、再検査と言われました。でも、私は大の病院嫌い。「今まで元気だったから」と、頑として検査しませんでした。ところが、半年ほどたつと見る見る食欲がなくなり、バナナとりんごしか口にできなくなったのです。それでも「夏バテ」と言い張り、病院は断固拒否。家族に「お願いやから行って」と懇願されて、ようやく重い腰を上げたのでした。 

突然のがん宣告をきっかけに

「原因不明の子宮がん。リンパにも転移していてステージⅣです」。医師の言葉に、目の前が真っ暗になりました。でも、付き添ってくれた家族に「神が付いているから大丈夫」と言われた瞬間、心が冷静に…。看護師さんから、「泣き叫ぶ方がほとんどなのに、あなたたちは落ち着いていてすごいですね」と驚かれたほどでした。 

しかし、少し時がたつと、私の心は揺れ始めました。偉光会館の職員に励まされた時、「治ってもいないのに、何で大丈夫だなんて言えるの?」と思う自分がいたのです。そんな私に、何度も何度も寄り添ってくれる職員。ブレない姿勢に心が突き動かされました。「私も神を信じきろう、頑張ってみよう」と。 

これまでの自分の生き方を知る

出席した勉強会で、これまでの自分の行動が見え、その恐ろしさに震え、青ざめました。姉とは5年ほど前に大げんかしてからというもの、同じ家にいながら会話なし。仕事に行けば、きつい上司と関わるのが嫌で、「もう言わんとこ」とプイッ。「周りに悪い影響を与える生き方」をして、それが自分自身の体にも悪い影響を及ぼしていたのです。

私に欠けていたのは、「受け止める心」でした。家族や上司に言われたことを、いったん自分の中に入れて、「私はこう思っている」と歩み寄っていく。シャットアウトしないように…と祈願するようになると、雰囲気が変わっていくのを肌で感じました。姉のことは、私一人でカッカしていたことが分かって和解できたし、仕事もスムーズに回り始めたのです。 

「受け止める心」が持てると

迎えた手術の日。血栓が見つかって延期になりました。しかも2回も…。転院することにもなり、進まない治療。でも、「何で?」とは思わず、受け止める私がいました。 

そうしたら驚く展開に…。その間に脳梗塞が見つかり、すぐに治療へ。やがて抗がん剤治療が始まると、心配していた副作用が一度も出なかったのです。放射線治療になってからも、がん細胞に当たらない人が多い中、私は最後までピンポイントで当たり、剥がれ落ち、医師が不思議がっていました。 

今は経過観察中ですが、転移はなく、臓器の数値も正常。「あなたは免疫が高いから大丈夫」と、先生が太鼓判を押してくださっています。きっとそれは、いつも家族がそばで笑わせてくれて、心が元気でいられるおかげです。仕事も、1年休職していたにもかかわらず、「戻ってきて」と言っていただき、復職できました。心が楽に、シンプルに生きられている今。がんをきっかけに、毎日が仕合せ色に変わっています。

神示「真理」を人生の支えに生きるなら
   心の動きは安定し
     「道」欠く思いは芽吹かない
 運命に導かれた心の動きが引き出され
           健康も守られる
 心身がともに調和し
    感謝の思いが深まる心に
          健康が体感できる
「教え」に気付きを得て
 「真理」で関わり 支え合う家庭を
           築く努力が必要
 この環境が 豊かな心を育み
    人間は 健康な心に戻ってゆく

『真実の光・神示 令和5年版』24ページ(中略あり)