(横浜市HA/10代女性/学生)
神様って本当にいるのかな? 生まれた時から信者でしたが、正直、神のお力や存在を感じたことはあまりありませんでした。
そんな私が数カ月前、ふと教会に行ってみようという気持ちになりました。きっかけは小さな出来事。ドラッグストアのバイトがある日に、友達と遊ぶ予定が入ってしまったのです。周りからは、「バイトだから1回くらい休んでもいいんじゃない?」「いつもちゃんとやってるし」と言われ、アルバイトはお休みをもらうことにしました。でも、私の心はスッキリしませんでした。
「気付く大切さ」を感じて
その時、「友輝会」で聞いたフレーズが、心にスッと入ってきました。「明るい心」「強い意志」。自分に足りていない部分だったからだと思います。私の心には「軸」がなかったということに、初めて気付いたのです。バイトのことに限らず、自分ではAと思っても、人がBと言えば、Bが正しいのかな、Bにしようかな…と悩むことが多かったです。
その後、両親や祖父母と教会に行く機会があり、みんなに「友輝会」で気付いたことを話してみました。すると、祖母が『友輪』を見せてくれました。そこには、学んで気付いたことの書き込みがびっしり。私は、いつも祖父母の温かい言葉に気持ちが救われていたので、「こんなふうに教えを学んでいけば、私も誰かの心の支えになれるかな」と思いました。
小さな実践から大きな喜びが
そういう気持ちで勉強会に出席したら、また気付けたことがありました。「家族と調和できないと、社会でも調和できない」。私は、家族には何でも話せる分、「何で気持ちを分かってくれないの?」「家族なのに!」と、不満をぶつけてしまうこともあったのです。「家族の気持ちを理解する心」が足りていなかったので、もっと話を聞こうと、自分の中に軸ができました。
そうしたら、バイトでうれしい変化があったのです! 「面倒くさい」「この人、合わない」と思うことがなくなり、人と関わるのが楽しいです。前は「やることをやっておけば大丈夫」くらいの感覚でしたが、今ではお客さまが一番喜んでくれそうな行動を考えています。ちょっとしたことですが、最後に「お大事になさってください」とひと言添えたり…。すると、思った以上に喜んでくださり、私も「役に立てた」という満足感でいっぱいになるのです。
強い態度だった方が、穏やかに接してくれるようになる…という変化もたくさん味わっています。家族は、「悪い意味での自己主張がなくなったね」と褒めてくれました。「私、変われた」という実感。神のご存在を強く感じます。これからも神の教えを軸にして、将来は、リハビリの仕事で、多くの人たちの心の支えになりたいです。
人間は 家族との関わりを通して
人生の指針をつかむ存在(もの)
――社会は
運命・実体が
重なり 補い合って
回っている――
この真実「真理」に気付いて
「実体」を高める努力が必要
この努力が 自信・信念を芽吹かせる
この努力は
家族が
「真理」で関わりを深めるほどに
生きてくる
「教え」に生きて
実体(こころ)を高める
家族(みな)であれ
(令和6年1月15日 信者心の道勉強会『友輪』341号10ページ〈中略あり〉)