つい2年ほど前まで、神の教えの学びは「バッチリ」と思っていました。教会図書はほとんど読んでいませんでしたが、勉強会に出席しているので、十分と感じていたのです。しかし、昨年ごろから、授業の中で「教会図書で『毎日』教えに触れることが大切」と盛んに言われるのが、妙に心に残るようになりました。そこで、夕食後、妻と一緒に読んでみることにしました。
図書から気付くことがいっぱい
これまで私は、神示を読むとき、「この単語はこの文章を指していて…」と、国語の問題を解く感覚でした。それが、いろいろ考えずとも、すっと入ってくる感覚に変わってきました。神示と過去の出来事が重なり、「あの時、人間関係がつらかったのは、自分のことしか考えていなかったからだ」と、生き方のズレも見えてきたのです。
ある日、ひどいぎっくり腰になり、トイレにも行けなくなりました。還暦近いおじさんの下の世話なんて、普通は嫌だろうと思うのですが、妻は、「老後に介護するってこんな感じかなあ」と明るい表情です。
今までの自分なら、「世話してくれてありがたい」で終わっていたかもしれません。でも、この時は、ふと過去を思い出しました。仕事で上司とうまくいかず、苦しかった時期も、妻は笑顔で励ましてくれました。私の人生は、妻の明るさに随分助けられていたのだと、やっと気付いたのです。
妻の支えに感謝が出てくると…
妻への感謝が土台にあると、日常の景色が、まるで違って見えてきます。床が汚れていたら、「ごみ落ちてるで」「掃除して」と文句を言っていましたが、「手の込んだ料理を作ってくれた分、掃除の時間がなかったのかな」と、あまり気にならないのです。妻のいびきも、前は「うるさい!」と体をゆすっていましたが、「疲れたんだろう」と感じ、時には「かわいい」とさえ思います。すごい心の変化です。
職場の人間関係にも変化が
ぎっくり腰が良くなった今、仕事でも心の変化を実感しています。「できていないところ」ではなく、「してくれたこと」が見えるのです。だから、相手への感謝を忘れずにいられるのかもしれません。
もうすぐ定年なので退職…と思っていた、金融関係の仕事。それが何と、管理職への昇進という形で、第二の人生が始まることになりました。しかも、部内だけでなく、他の部の部長さんからも、「定年後も残って、周りを支えてほしい」と言っていただきました。
私が変わったからこそ、得られたご褒美の数々。教会図書を読む中で、毎日、たくさんの喜びを頂いています。今年も図書での学びを続けていこうと意気込んでいます。
人間は 神示に触れるほど 運命に重なる「人生」 心の動きが取れるもの(存在)
神示は 神が伝える人生の示唆である
神示「真理」を人生に生かすほど
心(気持ち)は流れ始め 明るく 強く 出会いを生かせる人と生(な)る
人間は 神示に触れるほど
運命に重なる「人生」
心の動きが取れるもの(存在)
神示は 神が伝える人生の示唆である
神示「真理」を人生に生かすほど
心(気持ち)は流れ始め
明るく 強く
出会いを生かせる人と生(な)る
『真実の光・神示 平成27年版』16ページ