昨年、専門学校を卒業し、製本の工場に就職しましたが、体を壊して3カ月で退職。何かしら仕事をしないとと思い、以前働いていた、配布のアルバイト先に連絡。ありがたいことに、翌日から仕事を頂けました。
心を感じる大切さに気付いて
簡単なようで、なかなか受け取ってはいただけない、飲食店のチラシやティッシュ。今もその仕事を続ける中で、大切にしている神示があります。「有限の人生を生きる今、気付くべきことは、社会に奉仕して生きること」。仕事で大事なのは、「奉仕の心」。私は、それを大事と「思っている」だけで、「できている」とは程遠かったのです。性格上、一つのことに集中したい私は、複数の仕事を頼まれると、尻込みしてしまいます。ミスして叱られると、「1回教わっただけで、覚えられるわけないじゃん」と、内心、反発もしていました。
私には、「期待に応えよう」という思いがなかったのです。もっと言えば、その奥にある相手の心を感じ取ることも、していませんでした。
急に「この日、シフトに入って」と、ガツガツ頼まれることがあります。その時、断るバイトも多いそうですが、シフトを決める社員の方の心を思った時、「頼みづらいだろうな」と感じました。だから、できる限り断らず、一生懸命やってみようと、まずここから取り組んだのです。
初めて味わう働く喜び
以前は、1日で7枚しか配れない日もありました。配布目標数もあるので焦ります。でも、全ての通行人がお客さま。そう思って、自分がどういう態度なら受け取りやすいか、お客さまの心を想像しました。お辞儀して、笑顔でゆっくり、丁寧に…。そんなふうに自分の意識が変わると、不思議とチラシも受け取っていただけるのです。
これも不思議なことですが、そういう気持ちで働き始めてから、社長がうれしい言葉を掛けてくださいました。「最近、お店の客足が戻ってきた。そのお客さまの中には、君がチラシを配った方もたくさんいるんだよ」。シフトを決める担当の方も、「いつもありがとう」「無理しないでね」と温かい言葉を掛けてくださるようになりました。だから、ますます、この会社に貢献したいと思うのです。
正社員として働いていた時には感じなかった喜びを、今、たくさん味わっています。前向きに、求められることを精いっぱい。「奉仕の心」は、全く難しくないと分かりました。この感覚を忘れず、明るく元気に働いていきたいです。
「教え」を学び 「真理」に気付きを得て 「人生」をゆく努力をする
人との出会いが 広がり 深まり 「人生」が楽しく 「夢」多いもの(時代)となる
仕事は 職務 職業と捉えずに 奉仕心が育む出会いと悟るべし
人との出会いが生きるところに 職務 職業が活(い)かされる
「教え」を学び
「真理」に気付きを得て
「人生」をゆく努力をする
人との出会いが 広がり 深まり
「人生」が楽しく
「夢」多いもの(時代)となる
仕事は 職務 職業と捉えずに
奉仕心が育む出会いと悟るべし
人との出会いが生きるところに
職務 職業が活(い)かされる