No. 1016

うまくいかなかった就活が
「考え方の逆転」で順調に
(福岡県MS/20代男性/大学生)

大学3年生の秋から、就活がスタート。やりたいことがイマイチ定まらないまま、みんなと同じように書類を出して、面接を受けて…と、波にのまれるように進んでいきました。当然、なかなか思うような結果が得られません。「もっとアピールしたかったのに、話を聞いてくれなかった」と、面接官を非難する気持ちまで出てきました。

うまくいかない原因は?

「友輝会」「光友会」での学びがタイムリーでした。自分の運命を生かすことで生きがいが得られる…と学んだ時、一番に目を向ける対象は「会社」ではなく、「自分」と思ったのです。

採用試験を受ける会社に合わせて、アピールポイントは変えるべき…という風潮に、自分はのまれていました。「この企業は、こういう人物像が評価されるだろう」と先読みし、それが自分の個性であるかのように“演じたり”、弱みを“隠したり”して、万能に振る舞っていたのです。

家族との会話で良さを見つけ

「自分に目を向ける」と気持ちが定まったことで、さまざまに入ってくる情報からの迷いがスッと晴れました。

自分を見詰めるというのは、すごく難しく感じましたが、家族と話していると、自然とできました。親が、「分け隔てなく人と付き合えるのが、あなたのいいところ」などと言ってくれたことで、自分の良さがはっきり見えたのです。誰よりも私を知っている両親の言うことだから、そうなんだと自信も持てました。

面接で手応えを感じるように

大学で専攻した社会学を生かせる仕事に就きたいと思い、公務員を第一志望に据えつつ、一般企業の面接も進んでいきました。

「この会社では、こういう自分をアピールしよう」と合わせていた考えが逆転。「自分はこういう人物だから、それがこの会社ではどう生かせるか伝えよう」という気持ちで臨むと、一つ一つの面接を納得して終えられるのです。これまでは「不利になるかも」と思って言わなかったことも正直に話すと、アドバイスを頂いたり、面接の中で自分のことがもっと見えたり、就活が楽しくなりました。どこの面接を受けても、結果がどうであっても、「この会社に出会えて良かった」と、いつも感じたのです。

その後、第一希望だった公務員の内定を頂きました。就活において、「家族との関わり」がこんなにも大きな意味を持つなんて…。振り返ると、家族のおかげで、自分の強みも弱みも受け入れられて、心が成長できました。これからは、自分の持ち味で地域に貢献できるように。この春から、社会人としてスタートしていきます。

真理なき知識を頼って「生きる」人の心(姿)は 不安に包まれ 安定しない
「運命」の力を頼って日々歩むところに
    出会いと体験の一つ一つに 気付きと悟りがある
 自分らしさ――
    「教え」に生きて 「運命」が導く人生を歩む人にのみ表現できる自信の姿
 一つ一つの出会いを楽しみ 奉仕心が引き出す生きがいに 自分の存在が生きる

真理なき知識を頼って「生きる」
         人の心(姿)は
      不安に包まれ 安定しない
「運命」の力を頼って日々歩むところに
    出会いと体験の一つ一つに
         気付きと悟りがある
 自分らしさ――
  「教え」に生きて
    「運命」が導く人生を
      歩む人にのみ表現できる
              自信の姿
 一つ一つの出会いを楽しみ
    奉仕心が引き出す生きがいに
         自分の存在が生きる

『真実の光・神示 平成30年版』109ページ(中略あり)