No. 930

娘を見送った悲しみさえも…
信者歴1年で味わう不思議
(東京都NT/70代女性/パート)

信者籍を置かせていただいて1年4カ月。この間に、最愛の娘を見送りました。生涯の中で最も深い悲しみから立ち直れたことは、私にとって最大の出来事であり、最大の感謝でございます。

これまでの人生を振り返りますと、双子の娘を授かったものの、程なくして離婚。子育ては両親や兄弟を頼り、私自身は会社を経営し、全国を飛び回ってきました。ですから、「母親らしいことは何一つできなかった人生」でもありました。そうして気付けば70歳。残りの人生、子供に何を残してあげられるのだろう…と漠然と考えていたのです。親友から神示教会のことを教えてもらい、「70歳の決意」のような気持ちで信者になりました。

悔いなく見送るために…

長女の乳がんは、4年前に宣告された時点でステージⅣ。最初は、家族やお友達と一生分の楽しみを味わい尽くすかのように明るく生活していた娘ですが、だんだんと治療の結果が伴わなくなってきました。

学びに祈願に教務相談…、私は幾度となく教会に通いました。そのおかげで「家族全員で娘を全力でサポートする心」になれたのです。「おうちが一番いい」と言う娘の意を酌んで、在宅でのケアを決めました。

「あそこのドーナツ食べたい」「フライドチキン食べたい」と言うので、何でも用意しました。一口しか食べられなくても、娘はうれしそうな笑みを浮かべます。意識がなくなっても、「元気になるのを待ってるよ」「子供たちのことは心配要らないからね」と、耳元でたくさん伝えました。診察に来た医師が、「すごく穏やかな顔をしていますね」と驚いていて、娘の魂が安心していることを確信した次第です。

長女が旅立った後、次女が「私たちができる最高のことをやれた」と、晴れやかな表情で語っていました。そして、今、次女も信者として歩み始めています。

親ができる、娘への供養

家族で受けた明魂祭で、娘への思いをたっぷり届けられて、愛情が深まっていくのを感じました。信者になってたった1年ほどなのに、大きな不思議を幾つも味わわせていただき、心が安心感に包まれています。

神との出会いがなければ、突っ走ったままの人生で、家族にとんでもない迷惑を掛けたでしょう。大どんでん返しができた思いです。残りの人生、私が家族に残したいのは「温かい心」。神が言われますように、家族仲良く生きていくのが、娘への一番の供養と思います。何より、今、そういう気持ちになれている自分に驚いております。

他にも大勢の方が、信者になって味わった喜びをお寄せくださっています!

家庭に「生きる」 家族一人一人の「心の姿」が重なり合って 真実「家庭」と成る
 心(魂)休まる環境が 和(会話)のある家庭
 日々触れ合いを深めて 「教え」に生きる真実「家庭」に
    人は良き因(実体)を受け継ぎ 運命が導く人生を歩める
 悔いなき人生を 家族が手にする「悟り」が ここにある

家庭に「生きる」
  家族一人一人の「心の姿」が
      重なり合って
        真実「家庭」と成る
 心(魂)休まる環境が
      和(会話)のある家庭
 日々触れ合いを深めて
  「教え」に生きる真実「家庭」に
    人は良き因(実体)を受け継ぎ
      運命が導く人生を歩める
 悔いなき人生を
    家族が手にする「悟り」が
          ここにある

『真実の光・神示 平成30年版』13ページ(中略あり)