生徒会長を務めていた高校時代。とても充実していましたが、ある日、隣のクラスの人から「あいつ、調子に乗っとる」と、悪口を言われていると聞きました。何でそんなことを言われなきゃいけないのかと腹が立ち、その人を避けるようになりました。
「気付けた」からこそ…
高校生活も終わりに近づいた頃、ふと気が付きました。悪口を言った人にも、普通に友達がいます。だったら、自分もその人を避けなければ、もっと仲良くできたんじゃないかと…。友輝会で「一つ一つの出会いを大切に」と学んでいたのに、「避ける」というのは、神様が教えてくださることとは、反対の心の動きでした。正直、後悔しましたが、「気付けたのは良かった」と、前向きに考えることにしました。
その後、美容の専門学校に進学したら、やっぱり気が合う人とだけ固まりそうになりました。でも、ここが自分の弱いところ、と立ち止まれたのです。気が合わなくても、仲の良い友達と同じ感覚で接したり、誤解されそうになったら、自分から訂正する努力をしたりしました。そうしたら、相手を意外と「いい人」と思えて、相手にも「いいやつ」と言ってもらえて、卒業の頃には「話したことがない人がゼロ」というくらい、人間関係が広がったのです。自分の心に神の教えがあると、相手の見え方が変わってくるというのも発見でした。
軸があるから心が揺れない
今月から、美容師になるために上京し、サロンで働き始めました。一人前になるまで数年かかる世界で、まだまだ下積みです。同期の中には、「こんなに働いてるのに、何でこんなに給料少ないんや」と言う人も結構います。でも、私は、自分の好きな仕事ができて、人と触れ合えるのは、まず感謝だなあと思って、楽しいです。
上京する時、父が「一人前になったら、髪をカットしてもらいに行かんとな」と言ってくれました。「めちゃくちゃ寂しがってるじゃん」と思いつつ、そうやって応援してくれる親の気持ちを感じながら、下積みを頑張りたいです。これから、たくさんのお客さまと出会うと思うので、「一つ一つ、小さな縁も大切に」をモットーに。まずは自分がニッコニコで、お客さまもニッコニコにできる美容師を目指します!
人生は 出会いを重ね 良くも 悪くも 流れを生み出し 成長してゆく
人生の姿を知って 今なすべきことは ――良き出会いを求めて「生きる」――
家族 縁者 友人 知人へと 声掛け 触れ合うごとに「教え」を実行
神が示す教えは「真理」 人 物との出会いを深める心を育てる
ゆえに 「教え」を学び 身に付け 愛ある心の人を目指すこと
ますます出会いは深まり 広がり 奉仕に「生きる」心が引き出されてゆく
良き出会いを手にし 深めて 人間は 社会に役立つ人(存在)となってゆける
人生は 出会いを重ね
良くも 悪くも 流れを生み出し
成長してゆく
人生の姿を知って 今なすべきことは
――良き出会いを
求めて「生きる」――
家族 縁者 友人 知人へと
声掛け 触れ合うごとに
「教え」を実行
神が示す教えは「真理」
人 物との出会いを
深める心を育てる
ゆえに 「教え」を学び 身に付け
愛ある心の人を目指すこと
ますます出会いは深まり 広がり
奉仕に「生きる」心が
引き出されてゆく
良き出会いを手にし 深めて
人間は 社会に役立つ
人(存在)となってゆける
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』17ページ(中略あり)