No. 154

夫婦の心を重ねるコツをつかんで

(新潟県MK/60代女性/主婦)

昔からこだわりが強く、流せない性格が気になり、心療内科を受診。ADHDと診断されました。

夫には病のことは伝えられたものの、治療でカウンセリングを受けていることを打ち明けられず、悶々としていました。夫婦の会話はしてきたと思っていましたが、実は本音で向き合えず、業務連絡のような会話だったと分かりました。

「夫への向き合い方を見詰め直し、一緒に病を乗り越えていきたい」そんな思いで勉強会に出席。夫にいつも上から目線で接し、自分から孤独になる生き方をしていたことに気付きました。

まずは、挨拶から実践しました。顔を見て、優しい言葉を添えるように努めたのです。徐々に、我が家の雰囲気が温かいものへと変化していきました。

そんな中、夫が仕事での悩みを打ち明けてくれました。愚痴をこぼさない夫でしたが、こんな思いをしていたのだと、初めて知りました。私も、夫にカウンセリングのことを伝えることができました。「一緒に頑張ろう」と言ってくれ、うれしかったです。

夫婦の気持ちが重なっていると、自分の心にゆとりが生まれ、どんな出来事も、「私が一人で気にすることではない」「ま、いいか!」と受け止められます。気持ちの切り替えも早くできるようになってきて、自分の変化に驚いています。

夫婦の心の重なりが、人生を変えていくのだと痛感しました。これからも、夫と共に病と向き合っていきます。