No. 125

心の幅を広げてくれた神の教え

(茨城県TF/60代女性/パート)

義父母と同居し始めた頃は、義母との関係に悩み、責めることばかりでした。そんな私の心のよりどころが、神の館でした。

教えを学ぶうちに、自分を客観的に見詰められるようになりました。私は、自我が強く、自分と考えが違う人に対して、「このときはこうするべき」「そこが駄目なのでは…」と、瞬時に批判していたのです。

その心の癖が出ないように神に願い、「言わない」ことを意識。少しずつ、相手の良さに気付ける自分になっていきました。自然と人を悪く言うことが減り、義母とも心が通い合うようになったのです。

今は人との触れ合いが楽しく、たとえ一時の関わりでも、「この縁を大切にしたい」と思います。自分と違う考えの人がいても、「人生は価値のある尊いもの…。それなのに、考え方が違うだけで、その人の人生の何を知っていると言えるのだろう」と感じるのです。心の幅が随分広がったと思います。

義父母は亡くなりましたが、二人には感謝、感謝の日々です。「必ず生き方をつないでいくから、安心してね」と毎日ご挨拶しています。「気の強い嫁だったよね」と語ると、「そうだったね」と義母が笑い返している気がしてきます。

最近、息子が「じいちゃん、ばあちゃんは口うるさいと思っていたけど、大切なことを教えてくれていたんだね。おかげでできることがたくさんあるよ」と言っていました。息子も神の教えを学び、感じるものが増えてきたようです。

私自身、一年一年学びを重ねてきて、今があります。自分の心を清め、高めていけるこの環境に感謝し、今年もしっかり学んでいきます。