No. 126

学びだけでは駄目! 実践の大切さを痛感

(千葉県MN/50代男性/会社員)

職場の上司に仕事を押し付けられ、しかも何度も続くため、「またか」「何で自分ばかり」と不満で悶々としていました。そんな時、勉強会で学んだ「感謝が持てない時は相手の問題ではなく、自分の心、了見が狭いと受け止めること」という内容が心に響きました。そして、「気付いたことは実践する。祈願して職場で生かそう」と決意したのです。

穏やかな心で、物事を大きく受け止められるように神に願い、出勤する日々が続きました。その中で変わったのが、自分の受け止め方です。相手の立場を考えるゆとりが出て、「上司も大変なんだな」と感じるようになったのです。頼まれ事も「押し付けられた」という感覚ではなく、気持ちよく引き受ける自分になっていました。

そんなある日、上司から「何度もすみません。いつもありがとう」と言われ、驚きました。不満でいっぱいだった時は、相手のことが何も見えていなかったのだと反省でした。教えはただ学ぶだけでなく、日常で実践することがいかに重要か、よく分かりました。

これから先も、思いどおりにいくことばかりではないと思います。でも、教えを学ぶと、人としての正しい生き方や、自分のやるべきことがつかめるので心強いです。「学んで実践」この繰り返しが大切と肝に銘じています。