No. 832

「忙しいから」を封印!
見落としたものを見つけて
(熊本県YH/50代女性/会社員)

信者歴は約30年の私ですが、祈願もしていなければ、勉強会にも出ていませんでした。理由は「仕事が忙しいから」。娘と一緒に住んでいても、会話はなく、心も通わず、「何のために生活しているのか分からない」とむなしさを感じていました。

行き詰まった私の心は、自然と教会に向いていました。偉光会館で授業に出席してみると、「仕事の休みを調整してでも、出た方がいい」と感じました。「本当の仕合せは家庭にある」。私が、これまで忙しくて見ていなかったものこそが、大切なものと思い知ったのです。

「逆に言えば」私も…

社会人の長女は、家で食事するときも、イヤホンをして、自分の世界に入り込んでいます。「あなたの考えていることが分からない。何でもいいから話してよ」と言っても、「話すことないもん」で会話終了。帰宅も遅く、「何度言ったら分かるの!」が私の決まり文句でした。

でも…。逆に言えば、私も、自分のことを何にも話してきませんでした。怒りを静めるために、怒鳴っていただけ。それを本人に謝りました。「ママはあなたの心を考えてなかった。正しいと思ってやっていたけど傷つけてたね。ごめんね」と。娘は涙を流していました。

確実に感じる自分の変化

先日、娘から23時過ぎに電話。「ママ、夕飯は要らないから」。いつもなら「今頃言ったって、何にもならない!」と怒りをぶつけていたと思いますが、「わざわざ連絡くれたの? ありがとう。気を付けて帰って来てね」と普通に言えた自分が、とてもうれしかった…。その時、「もっと神の教えを学びたい」と強く思ったのです。

娘は、食事の時にイヤホンを外すようになりました。私が仕事の話をしたり、逆に娘から話してきたり。会話のキャッチボールが楽しいです。

これまでは一日があっという間で、「何やってたかな。何にも残ってないな」と思っていましたが、最近は毎日が濃厚です。毎朝、教会図書を読んで、必ず気付くことがあるからだと思います。出先で困っている方を見掛けると、「大丈夫ですか?」と、笑顔で声を掛ける自分。「ありがとう」と言われて「いえいえ」と返す自分。これまでにない変化を確実に感じて、うれしさが込み上げてきます。

――一日一日教えの実践―― 人との出会いを深めることに心を使う
 相手の思いを受け止めて 会話を楽しむ
――我が家の「仕合せ」願って 教えを実践―― 家族の心がつながるように心を使う
 自ら声掛け 心安らぐ家庭へ導いてゆく
二つの姿を知って 今なすべきことを実践するほど
    心(人生)は神の手の中守られて 和のある家庭が築かれてゆく

――一日一日教えの実践――
    人との出会いを深めることに
      心を使う
 相手の思いを受け止めて
    会話を楽しむ
――我が家の「仕合せ」願って
    教えを実践――
  家族の心がつながるように心を使う
 自ら声掛け
    心安らぐ家庭へ導いてゆく
二つの姿を知って
  今なすべきことを実践するほど
   心(人生)は神の手の中守られて
     和のある家庭が築かれてゆく

『真実の光・神示 平成26年版』92ページ(中略あり)