言動が荒っぽく、笑顔のない父と、精神疾患を患う母。そんな両親の下で育った私は、幼い頃から、自分のことは自分で決めてきました。一方で、「間違った判断をしたらどうしよう」という不安が、いつも心にあったのです。
すんなり入った「神の教え」
大学生になる頃、両親が離婚。当時、私の一番の相談相手は、バイト先の先輩夫妻でした。明るくて、たくましいご夫婦。私が悩んだときは親身になって考え、結婚を決めた時は一緒に喜んでくれました。
そのお二人から、神示教会のことを教えてもらった時、すぐ「行ってみたい」と心が動きました。初めて神の教えを学んだ後の、気持ちが晴れた感覚を、今もはっきり覚えています。教えはどれも「なるほどな」と思う内容で、そこに感動して、信者になりました。半年ほど前のことです。
私が変わると、両親も変わって
神の教えのすごいところは、無意識に、人の「心」に目を向けられるところだと思います。特に、両親に対してです。親の「言葉」の裏にある、「心」を見ようとするようになりました。
「どうしよう」と不安がる母に、いつも私が「こうしたらいいと思うよ」と、即答えを出していましたが、「お母さんはどうしたい?」とワンクッション。「不安だから私に聞いてくるんだろうな」と、母の心が見えるから、その心に寄り添おうと思えたのです。話を聞けば、大体母の中で答えは出ています。私が「それでいいんじゃない」と返すと、安心してくれるのです。
しかも、私が、教えを学んで気付いたことを母に話していたら、「ずっと家にいたけれど、私も外に出て人と触れてみたいな」と言い始め、本当に外に出て、仕事を始めました。すごくうれしい変化です。
父は、母と離婚してから一人暮らし。外食が増えたと聞いて、「寂しいだろうな」と心が動きました。我が家に来てもらったり、休日にドライブしたり…。今までそんなことはなかったのに、父の笑顔が見られるようになりました。
夫のおかげで消えていく不安
私のそばには、いつも夫がいてくれます。嫌なことも、いいことも、夫に話をするほど、ポジティブになれます。私を思う、夫の心遣いが見えてきます。だから、もう前のような不安な気持ちはありません。
複雑な家庭に育った私ですが、今は、家族と一緒にいるのが、何より仕合せです。父、母、夫。誰と一緒にいても、「楽しいな」と思うのです。まだ信者になって半年なのに、心が全く違います。気付いたら、毎日も大きく変化していました。
教えに気付きを得る人は皆 「心(気持ち)」安定し 多くの出会いを広げ 深めてゆける
相手の心を思いやり 我が「心(運命実体)」をもって奉仕せんとするもの(存在)
「教え」に生きて 多くの出会いが深まるとき
その思いは 真実の「愛」へと成長している
自然と縁が深まって 「和のある家庭」を築いてゆける
教えに気付きを得る人は皆
「心(気持ち)」安定し
多くの出会いを広げ
深めてゆける
相手の心を思いやり
我が「心(運命実体)」をもって
奉仕せんとするもの(存在)
「教え」に生きて
多くの出会いが深まるとき
その思いは
真実の「愛」へと成長している
自然と縁が深まって
「和のある家庭」を築いてゆける
『真実の光・神示 平成26年版』120ページ(中略あり)