「仕合せな人とは、他の人の長所や美点を見いだせる人です。人の良いところが目に付き、どのようなことも良いことと思え、感謝と喜びを持って生きられる人です」2月の神示教会カレンダーにあった、直使のお言葉を見た瞬間、厚かましいですが、「これ私のことや!」と思ってしまいました。
不仕合せの根本原因はどこに?
「自分ほど不仕合せな人はいない」と思っていた35年前。過労で倒れ、ぜんそくも発症し、何もかもがうまくいかない毎日の中、必死に神に願いました。「一生心を離さないから、どうか救ってください」。わらにもすがる思いでした。
神の教えも真剣に学びました。「自分のことは、自分が一番分かっている」と思っていたのに、次々見えてくる己の性格。マイナス思考で、正義感が強く、人とぶつかってばかり。不仕合せの根本原因は、人間関係をうまく築けないことにあったのです。
相手の良さを見つける。それを言葉に出して伝える。人と関わるときに、神の教えが頭によぎるようになりました。傷ついたり、腹が立ったりすることも、もちろんあります。その気持ちは、ありのまま神に祈願していくと、「まあ、相手も悪気はなかったはずやしな」「こういう言い方するからには、何か思いがあるんやろな」と、ふと思えるのは、本当に不思議な感覚でした。そうして会話してみると、本当に本音が分かり、お互い理解が深まるのです。「私、神に守っていただいている」と、神の実在を少しずつ信じられるようになりました。
「苦手」と感じない不思議
今年、長年続けてきたボランティアサークルの代表を引き受けてほしいと頼まれました。実は、10年前にも依頼されたのですが、当時は急なことで驚き、円形脱毛症になってしまいました。でも、今回は「頼られてありがたい。よし、一肌脱ごう」と二つ返事でお受けしました。すごい心の変化です。
大ざっぱな私にとって、細かい人は「合わないタイプ」。そのはずなのに、そういう人に何か指摘された時、「よう見つけてくれたね。ありがとう」と返す私がいます。みんなに「あの人はちょっと…」と煙たがられている人のことも、「よく気が付くから、私は好きやな」と思うのです。
「あなたが代表になって、意見が言いやすくなった」「あなたがいたから、このサークルに入ったのよ」と言ってくれるメンバーもいます。そう声を掛けてもらえる私こそ、人に恵まれている仕合せな人間です。「私、性格変わったんかな?」と感じるほど、気楽に過ごせる毎日に感謝です。
「教え」を学び 我が「心(人生)」に生かすべし
「運命」に重なる心の動きが引き出され
人との出会いに 笑顔 喜び 「生きがい」が広がってゆく
「教え」を身に付け 生きるなら
人の心は明るく輝き 人との出会いを大切に 求めてゆくもの
「教え」を学び
我が「心(人生)」に生かすべし
「運命」に重なる
心の動きが引き出され
人との出会いに 笑顔 喜び
「生きがい」が広がってゆく
「教え」を身に付け 生きるなら
人の心は明るく輝き
人との出会いを大切に
求めてゆくもの
『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』85ページ