No. 742

夫と2人でいるのが極楽
復縁からの大前進
(佐賀県MI/70代女性/主婦)

離婚から20年後、がんで入院した時に、駆け付けてくれたのは元夫。退院して間もなく、復縁したいと告げられました。

妻らしい心がなかった

「もう一度やり直そう。同じ過ちを繰り返したくない」そう決意して復縁したのに、心が付いていきません。私の理想は、自分をリードしてくれる人。でも、夫は優柔不断で、気持ちがころころ変わり、話も聞いてくれない…と、嫌う心がにょきにょき出てくるのです。このままでは同じことを繰り返してしまう。それだけは嫌、何か気付きたいと、神の教えを学びました。

そんな時、初めて会った人に、「あなたの話を聞いていたけれど、てっきり男性かと思ってた」と勘違いされました。女性らしさのない自分にがく然とし、「妻らしい心を持ちたい」と祈願し始めたのです。その途端、目に留まり始めたのが、周りの夫婦の姿です。夫を外まで見送りに出る人、帰宅したときに丁寧に頭を下げて迎える人。その姿に、はっとしました。復縁できたのは、私と一緒に仕合せになりたいという、夫がいてくれたから。妻でいられるのも当たり前ではありません。そうした感謝が湧いたら、夫を優しく支え、温かい心の交流がしたいと思えてきたのです。

夫婦の心が重なる楽しさ

しかし、優柔不断な夫は、洋服一つも、「これを着たら?」「そうだね」とはなりません。どうしたら気持ちよく着替えられるだろうと考えて浮かんだのが、「こっちの方があなたに合うかもね」という言葉。すると、不思議なくらい受け入れてくれるのです。食事のメニューもそうでした。どうするの? どうしたいの? かつてのようにガンガン責め立てないだけで、会話がトントン進むようになったのです。

新たな夢が膨らんで

ある日、夫から「わびたい人がたくさんいるけれど、まずあなたにわびたい」と言われて驚きました。それに対して、「お互いさまですから」と私。夫と一緒にいるのが苦痛だった私が、今は「極楽―!」に大前進。「あの2人はいろいろあったけれど、誰よりも仕合せそうだね」そんなふうに人から憧れられる夫婦になって、子供たちにも良いものを残したい。新たな夢が膨らんでいます。

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」を学び 「真理」に悟りを得て 心(人生)に生かせる人は皆
    相手の気持ちを受け止め 正しい関わりを深めてゆける
 仕合せを共有し 会話の絶えない家庭の姿が ここにある
「教え」のある家庭に 夫婦の運命は重なり
    互いの実体を 「真理」に生きて高めることに 気持ちが向かう
 二人の会話も深まり 共鳴 共感し合う人生が始まってゆく

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』19ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」を学び 「真理」に悟りを得て
  心(人生)に生かせる人は皆
    相手の気持ちを受け止め
     正しい関わりを深めてゆける
 仕合せを共有し
    会話の絶えない家庭の姿が
      ここにある
「教え」のある家庭に
      夫婦の運命は重なり
  互いの実体を
    「真理」に生きて高めることに
      気持ちが向かう
 二人の会話も深まり
    共鳴 共感し合う人生が
      始まってゆく

『真実の光・神示 平成31年・令和元年版』19ページ(中略あり)