No. 670

夫のコロナ感染で気付いた
修正ポイント「責める心」
(岩手県SN/50代女性/会社員)

夫が新型コロナに感染し、入院。私の心は悶々(もんもん)としていました。というのも、会食から帰ってきた夫に、「仕事とはいえ、断れるって言ってたじゃない! 何で行ったの?」と食ってかかり、大バトルを繰り広げた直後の出来事だったからです。

弱点が出ないようにするために

「もし、私や娘たちも感染していたら?」「夫が他の方にうつしていたら?」不安ばかりが広がります。立ち戻ったのは神示でした。「自分は正しい。夫は間違っている」。この思いが、いつも私の心を独占していたことに気付いたのです。「責める心」が私の修正ポイント! 弱点が出ないように、祈願を重ねていきました。

そんな中で、ふと「夫はどんなに不安だろう?」と感じました。今こそ妻の出番です。「お父さん、余計なことは考えずに、元気になることだけ考えてね」「きょう何食べた? こっちは娘たちが作ってくれたよ」などと、夫の心が明るくなるように、小まめにLINEを送りました。落ち込んでいた夫も、「ありがとう、気持ちが落ち着いたよ」と前向きになり、私の心は、夫を支えられている喜びで満たされました。

「意識する」と全然違う!

一方、二人の娘は、「お父さんのせいで仕事に行けない! もうやんなる!」と愚痴り合っていました。いつもなら、「お母さんだって同じよ!」と加勢していたと思いますが、これはまさに「責める心」。すぐにブレーキがかかりました。

しかも、これまでにない感情が込み上げてきました。それぞれがスマホを片手に、職場の人とやりとりする姿に、毎日仕事を頑張っているんだな…、大人になったな…と、しみじみ感じたのです。「二人とも立派だね。なーんかお母さん感動しちゃった」と褒めると、うれしそうな娘たち。「一番つらいのはお父さんだから、家族が味方になってあげようね」と言うと、「ほんとだね!」と素直な言葉が返ってきました。「責める心」が出ないように、祈願しながら「意識する」。これは神示を学んでいなければ、できなかったことです。

我が家で味わう仕合せ感

おかげさまで、私たち家族は陰性。2週間は自宅待機でしたが、娘たちは、食事の片付けを手伝うなど、私を助けてくれました。何より「こんなに長く一緒にいたことなかったね!」と、明るい会話がいつもあふれていたのです。夫は後遺症もなく、他の方にうつすこともなく、無事に退院。家のムードは確実に明るくなりました。

先日、神の館に夫婦で参拝した時、「信者でよかった!」と涙があふれました。神の教えを心に生かすと、これほど仕合せを味わえるなんて…。引き続き「弱点を意識する努力」を続けながら、良い一年を締めくくりたいと思います。

神示で確認 「喜び」の仕組み

――仕合せの基は 和のある家庭――
 ――「真理」で触れ合うほど 人間は 互いの実体を高め合う心(愛心)が芽吹く――
 実体は修正され 運命の力は磨かれ 心(魂)休まる家となってゆく
「家庭の姿(真理)」を知って 家族で「教え」に生きる家庭をつくる
 事故 災難のない家庭をつくる極意と申す

『真実の光・神示 令和2年版』60ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

――仕合せの基は 和のある家庭――
 ――「真理」で触れ合うほど
    人間は 互いの実体を高め合う
      心(愛心)が芽吹く――
 実体は修正され 運命の力は磨かれ
    心(魂)休まる家となってゆく
「家庭の姿(真理)」を知って
    家族で「教え」に生きる
      家庭をつくる
 事故 災難のない
    家庭をつくる極意と申す

『真実の光・神示 令和2年版』60ページ(中略あり)