No. 667

見せかけの良い嫁を卒業
教えで深める「本物の縁」
(東京都YN/40代女性/主婦)

採れたての野菜に、私の大好きな自家製餅。離れて暮らす義母から、折に触れて贈り物が届きます。私が、電話口で「こんなふうに料理しました!」と伝えると、「よかったわあ」とうれしそう。コロナ禍で会えない中ですが、楽しく、感謝いっぱいのやりとりをしています。

祈願で気付いた自分の本心

10年前には、こんな日が来るとは夢にも思いませんでした。不仲な家で育った私は、仕合せな家庭を願って結婚。しかし、最初は良好だった義母との関係が徐々にギクシャク。小さな野菜ばかり送られてきたり、年中泊まりがけで押し掛けてきたり。義母の性格を考えると、悪気はないことは分かるものの、非常識としか思えませんでした。

「何で私がこんな目に!」と泣きながら必死に祈願…。行き場のない気持ちを、ひたすら神に訴えていくと、ふと自分を省みる心が湧いてきました。

私は、良い嫁を演じていただけで、内心は関わりたくなかった。そもそも人と深く付き合うのが苦手で、面倒くさいと思っていた。そんな自分の心根が見えてきたのです。その心が返ってきているだけ…。そう気付いたら、自分が恥ずかしく、申し訳なく、今度は泣きながら神にわびました。数分前まで私の心を支配していた「許せない」という思いが、きれいさっぱりなくなっていく感覚…。不思議としか言えない体験でした。

そこから私は、心のギアを上げて教えを学び始めました。「義母とは家族になって縁があるんだ。だからこそ、お互いの良さを引き出し合える関係になりたい」と、祈願するようにもなったのです。

「愛は愛を呼ぶ」を体感

先日、義母の誕生日に、げた風のサンダルをプレゼントしました。外反母趾がひどいと聞いたので、素材を吟味。柄に迷って、夫に相談。二人で選んだサンダルを、義母は「きれいな柄やなあ。布も柔らかいし、外反母趾を優しく包んでくれる。毎日履くわあ」と大喜びしてくれ、その様子に涙が出そうになりました。

義母との電話も、これまでは受話器を置いて、どこかほっとする自分がいたのに、今は「話せてよかった」と喜びで満たされます。電話するたびに、「あのサンダルええなあ」と言ってくれる義母。まさに神の教えにある「愛は愛を呼ぶ」を体感しています。そして、嫁ではなく、娘としてもっと縁を深めていきたい思いが膨らむのです。

神の教えがなければ、私は「自分は悪くないのに」と、相手を恨んで恨んで、不幸な人生まっしぐらだったと思います。神が与えてくださる奇跡とは、こういうものかと実感する毎日。今、とても仕合せです。

神示で確認 「喜び」の仕組み

悩み 迷いが 心に芽吹く そのとき まず我が「人生」 心の歩みを振り返る
 必ず「道」欠き 外した「心の姿」がある
「真理」を学び 家庭のあるべき姿を重ねる
 そのとき 見えた「心の姿」を 「真理」に重なる心を求めて 朝夕祈願
 自然と 心の動きは安定し 今なすべきこと(修正)が見えてくる
そこに 人は皆 神の手の中「心」守られ 「運命」に重なる人生が歩める
 真実「真理」に生きて 奇跡が起きて 救われる人の心(姿)が ここにある

『真実の光・神示 令和2年版』109ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

悩み 迷いが 心に芽吹く そのとき
  まず我が「人生」
    心の歩みを振り返る
 必ず「道」欠き
  外した「心の姿」がある
「真理」を学び
  家庭のあるべき姿を重ねる
 そのとき 見えた「心の姿」を
  「真理」に重なる心を求めて
    朝夕祈願
 自然と 心の動きは安定し
  今なすべきこと(修正)が
    見えてくる
そこに 人は皆
  神の手の中「心」守られ
    「運命」に重なる人生が歩める
 真実「真理」に生きて 奇跡が起きて
    救われる人の心(姿)が
      ここにある

『真実の光・神示 令和2年版』109ページ(中略あり)