常に、人間関係に悩んできた私。飛び込んだデザイン業界は、クライアントが白と言えば、黒も白と言わなければいけない世界。デザインが大好きだから仕事を続けていたものの、あまりの理不尽さに、上司に盾突くことも、同僚と言い争うこともあったのです。
病も必然だったと気付いて
そんなある時、婦人科のがんが見つかりました。「私、死んじゃうの?」目の前が真っ暗になった瞬間、心に広がった「私には神様がいる!」という思い。その日から、積んだままになっていた教会図書を読みあさりました。
「この世に偶然はない」心に残った神示です。「良き因は良き果(か)を生み、悪(あ)しき因は悪しき果を生み出す」この一節が、心にストンと入ってきました。悪いのは相手と思い込み、自分流の正義感で、どれほど人を責めてきたか…。人を傷つけるような生き方の積み重ねが病を引き込んだのだと、腑(ふ)に落ちたのです。
病になったのも必然。人生に無駄なことなど何一つない。大切なのは、一つ一つの出来事との向き合い方。そう思うと、全てを前向きに受け止められました。心が見る見る晴れ渡り、手術も術後も順調。お見舞いに来た人から、「どこが悪いの?」と言われるほど、元気に過ごしました。
相手を思いやると違う結果が
退院後、私の生き方はすっかり変わりました。「全てが必然」と思うと、どんな仕事も、縁があって自分に回ってきたものと感謝の心で取り組めるのです。
周りが不満を言ったり、不機嫌な態度を取ったりしたときも、「どうしてそう言うんだろう」と、相手の事情を考えられます。それだけで、信じられないほど人間関係がスムーズになりました。手術の前に大げんかした後輩とも仲直り。「姉御に一生付いていきます!」と言われるまでに絆が深まっています。
クライアントの要望に疑問を感じたときも、「それもいいですね」「一回それで作ってみますね」などと、まずは相手の考えを受け止めるようになりました。その上で、「ここは、こうしてはどうでしょうか」と提案。きちんと話すと、白は白、黒は黒になり、お互いに納得のいく仕上がりになるのです。真っ向から否定したり、思いをぐっとのみ込んだり、苦しかった昔がうそのよう。自分の捉え方や接し方を変えるだけで、こんなにも結果が違うのかと驚くほどです。
私のモットーは、「また一緒に仕事をしたいと思ってもらえる人になること」。同僚にも、カメラマンやその他のスタッフにも、「プロだからできて当たり前」ではなく、それぞれの良さを発揮できるように…と考えながら仕事を進めています。今は、人間関係の悩みが全くありません。いつの間にか、「人が大好き!」と言える自分に変わりました。
神示で確認 「喜び」の仕組み
「教え」を学び 「真理」に悟りを得るほど
人間は 「運命」の力を世(社会)に奉仕する人を目指す
目指すほど 「心(運命)」は磨かれ
万人 万物を優しく包み 受け入れる心(実体)が芽吹いてゆく
真実 「奉仕」に生きるとき 「運命」は 神の手の中 守られて
生涯 人との出会いを生かして 生きがい多い人生を歩んでゆける
互いの運命を 重ね合わせる「出会い」にこそ 仕事の姿(真実)がある
『真実の光・神示 令和2年版』41ページ(中略あり)
神示で確認 「喜び」の仕組み
「教え」を学び
「真理」に悟りを得るほど
人間は
「運命」の力を
世(社会)に奉仕する
人を目指す
目指すほど 「心(運命)」は磨かれ
万人 万物を優しく包み
受け入れる心(実体)が
芽吹いてゆく
真実 「奉仕」に生きるとき
「運命」は 神の手の中 守られて
生涯 人との出会いを生かして
生きがい多い人生を
歩んでゆける
互いの運命を
重ね合わせる「出会い」にこそ
仕事の姿(真実)がある
『真実の光・神示 令和2年版』41ページ(中略あり)