No. 61

娘に関わる勇気が持てて

(福井県KY/60代女性/主婦)

嫁いだ娘が病になり、難しい手術をすることに…。不安で仕方ありませんでしたが、会えばけんかばかりの状態で、どう声を掛けていいのか分かりませんでした。

そんな時、教会へ行って神の教えを学ぶと、自分を見詰め直すことができ、「嫁いだとしても大切な娘。思いを伝えよう」と心が定まりました。勇気を出して電話をかけ、「大丈夫?」と言うと、病状や手術のことを詳しく話してくれました。何でも婿と話し合って決めていると聞き、娘を見守る気持ちで、「医者を信頼していこう」と伝えました。娘の声が明るくなり、喜んでいるようでした。思いは思っているだけでは伝わりにくいこと、心から思った言葉は確実に伝わることを実感しました。

おかげさまで、手術は無事成功。それはもちろんうれしいことですが、一番は、娘との縁が深まったことです。私自身、幼い頃に父親と離れ離れになり、少し前に再会するまで、長く親子の縁が切れていました。そんな過去を思うと、自分も娘とばらばらになってもおかしくないはずです。勇気を持って娘に関われたのは、神の教えがあったからこそ。一歩前に出る後押しをしてくださった神に感謝でいっぱいです。