No. 591

人は一人では生きられない
のまれない生き方とは
(東京都EY/70代女性/飲食店経営)

銀座で創業49年のレストランバーを営んでいます。15年前に先代から引き継ぎ、夫婦で経営を立て直し、ここまでやってきました。ところが、コロナ禍で時短営業や休業が続き、一年以上、経営は厳しい状況です。

たくさんの愛に支えられて

そんな中でも、大勢の常連さんに支えられています。「銀座からこの店が消えたら困る」「ここのファンだから」と、顔を出してくださるのです。先日は、とある経営者の方が、従業員に届けるからと、ローストビーフを100人前も注文してくださいました。こんな時だからこそ、人の温かさが一層心に染みて、感謝が深まっています。

夫は無愛想ですが、誠実な人。お店の椅子も、大切なお客さまが座るから…と一脚一脚丁寧に磨いています。そうした心が、皆さんに伝わっているのでしょう。「ママは愛想がいいけど、社長はなあ…」と言われつつも、店に夫の姿がないと、必ず「社長は?」と聞かれるのです。「昔、事業に失敗した俺に、『いつでも飲みに来てくれ』とボトルを入れてくれた。あの言葉が忘れられない」と、今はご自身の知り合いを次々と連れてきてくださる方もいます。

私にとっても、お客さま一人一人がご縁を頂いた大切な方たち。「心安らぐお店」「また来たくなる場所」にしたくて、いつもいつも祈願してきました。季節ごとに手書きのご挨拶状をお出しするのも、私にとっては、皆さんとの心のつながりを実感できる貴重な機会です。

恩を返そう! あふれ出る感謝

テレビの報道とは裏腹に、私たちの心はとても穏やかで、「神に心を守っていただいている」と感じます。そして、不思議なほど、一つ一つの物事がスムーズに進むのです。協力金の手続き一つも、偶然、都の職員に声を掛けてもらい、難なく行えました。何年も前に入っていた雇用保険のおかげで、従業員への給料も滞りなく支払えています。全て、良い方に良い方に動いているのです。

「明るさだけは、いつも忘れないようにしようね」が、私たち夫婦の合言葉。教えを学ぶと、「そうだ、一呼吸置いて冷静にならなきゃ」「二人で働けるうちは、頑張ろう」とプラス思考になれるのが、ありがたいです。夫は『友輪』を持って散歩に行き、木陰で読むのを日課にしています。

神が言われる「流れにのまれない生き方」は、我慢や妥協ではありませんでした。こんなに楽な心で過ごせるなんて…。信者と籍ある感謝が、日に日に深まる毎日です。このお店を支えてくださる方々に、たくさん恩返ししようと二人で誓っています。

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」に悟りを得て 「人生」歩めるなれば
    人は 時代の流れに乗って 喜び多く 楽しい日々を送ってゆける
 「教え」を心(人生)の支えに日々歩むところに
    「運命」の力が引き出され 多くの出会いが「人生」に生かされる
「正道」に生きる人が集まる環境に
    人は 気付き 悟りを深め 時代の力(運命)に生かされるのである

『真実の光・神示 平成30年版』54ページ(中略あり)

神示で確認 「喜び」の仕組み

「教え」に悟りを得て
  「人生」歩めるなれば
    人は 時代の流れに乗って
      喜び多く 楽しい日々を
        送ってゆける
 「教え」を心(人生)の支えに
  日々歩むところに
    「運命」の力が引き出され
      多くの出会いが
        「人生」に生かされる
「正道」に生きる人が集まる環境に
  人は 気付き 悟りを深め
    時代の力(運命)に
      生かされるのである

『真実の光・神示 平成30年版』54ページ(中略あり)